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Chinto物語 その13 [Chinto物語]

■ヒヤチント物語 (NO.13)
昭和31年4月27日、敦子さんが誕生し、小さな赤ん坊でしたが、とても元気な子でした。カトリックの暦で、その日の聖女マリヤゴレッティと言う霊名をいただきました。敦子さんが生まれた時は、桜山に住んでいましたので、聖霊病院でシスター達にも可愛がられ幼児洗礼を受けました。孝君の生まれた時は、星が丘に住んでいましたので、聖霊ではなく、忘れましたが、星が丘にあったナントカという名の個人病院でしたよねえ。孝君は、昭和33年2月14日に誕生致しました。カトリックの暦で,その日の聖人がマチアだったので、霊名がマチアになりました。2月14日はバレンタインなのに、どうして霊名がバレンタインでないのか?私も不思議に思います。カトリックの暦に聖バレンタインの名が載ってなかったのかなあ?七不思議のなかの一つですねえ。 孝君がこの世にご誕生頃からのことは、次からのお楽しみということにしておきましょう。


■★まっと★のコメント
やっと★まっと★が誕生しますね。うれしい限りです。姉貴があまりにも簡単に生まれたので母・澤美は出産とはかなり楽珍なものだと思ったようです。しかしながら、第二子は★まっと★だったのです。まぁ、大変だったらしいですよ!もう、出産はこりごりだと感じたそうです。とは言うものの・・・母は★まっと★の予定日に日展を鑑賞しに出かけたとの事・・かなり余裕があったのではないでしょうか??しかし、その日から2週間も★まっと★は母・澤美のおなかの中にとどまりつつ、成長しちゃったんですよね。そう、★まっと★の予定日は2月1日、そして、生まれたのは14日ですからね。


■母・澤美のコメント
チント物語読みながらふと思い出しました。3年つきあいながら彼と平行線だった事を。私は日蓮宗で朝からお経のあげられる家に育ち、すべて神、仏、通告表もすべて仏様。帰宅して『ただいま』も仏様でした。生活の全てが,仏様から始まるという家庭でした。母(★まっと★の祖母)は特に熱心でした。朝早く起きて,東公園迄歩いて日蓮さんにおまいりしてました。カトリックの勉強をするようになって、いろいろと疑問がでてきました。宗教というものは、自分の心の問題だと主張する私、彼(父・徹)はカトリックが全てと主張するのです。1年ぐらい論争しました。結果は結婚するという事であり、改宗するという事でした。母(★まっと★の祖母)は納得できないことでした。子供たちはカトリック信者として幼児洗礼だけ受けているわけです。彼(父・徹)もある時には、修道士になりたいと思った時があったようで、やはりカトリックが全てなのでしょう。『信仰』って難しい問題ですね。


■姉・敦子のコメント
お父さんからは、我々の洗礼についてのお話が聞けました。そして、母上からは、宗教について・・・・『そんな風に思っていたんだぁ~。』とよく話をしてたはずなのに思い出しました。論争の結果は父さんの勝ち?まぁ~おばあちゃんは、納得してなかったのね!でも、おめかしして教会の結婚式に参列してたよねぇ~。
確かに、幼児洗礼だけの理由は聞かされていました。将来、自分で選べとね!!!でも、それは不良信者への道になっただけかな?結局、小さい時からカトリックしか知らず、幼稚園も中学、高校もカトリック、両親もカトリック(子供はそう思っていた。)そうなれば、選ぶもなにも、信じる神様は、イエスキリストしか無かった訳で、不良信者だけど、心は根っからのカトリック信者のつもり!不良だから、自分の頭の中で作り上げたカトリック界を信じてる部分もありますがぁ~。つまり、いいかげんなわけで・・・・・。でも、感謝と苦しい時の神頼みしてる神様はカトリックよ!それが、環境、または洗脳というもんなんでしょう!でも、私はそういう神様を教えてくれた両親に感謝していますヨ。やっぱ、信じるものはあった方が、心の支えになるもの!
中学の時ぐらいかなぁ~???ちゃんと洗礼を受けてる友人が羨ましかった時があったのを覚えています。つまり、自分はちゃんとした信者ではないのがつまらなかった。友人とのグレードの差みたいのを感じてサ!負けず嫌いだから。。。でも、だからと言って、子供だったから自分で何とかする程の意思も無かったという訳!
結婚して、無教徒の旦那様ともちゃんと調和できる程、いいかげんな不良さは、父親を見てこれが福山さんちのカトリックスタイルと思ってる部分もあるのかな?????とは言っても、ご先祖様を大事にする気持ちとか、おばあちゃん信仰をお母さんを通して教育された気がします。ちゃんと、おばあちゃんの信仰も知らないうちに自分の中に生きてると思います。おばあちゃんはやっぱスゴイというイメージ母上から教えられたよ。でも、本当に博多のおばあちゃんもおじいちゃんも孫にはやさしかったから、とにかく大好きだった。それだけははっきり覚えています。

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コメント 6

ちゃーちゃん

辛い時困った時に私も心の中に信じるものがあるのは
心強いと思います・・・
私は仏様ですね(^^;
お母様やお姉様のお話で気持ちが良く分かります。
by ちゃーちゃん (2009-04-04 20:11) 

★まっと★

ちゃーちゃん(●⌒∇⌒●)
そうですね。われわれはカトリックなのですが・・やはり苦しいときの神頼み・・
……(-。-) ぼしょ・・・・
神様に申し訳ないです・・・
でも、信じるものがあることは心強いですね。
by ★まっと★ (2009-04-04 20:42) 

KOZOU

東公園の日蓮様(*^_^*)
あの像は古いです。母もよく言ってました。
★まっと★さん、やっぱ赤ちゃんの時から大きかったのですね(*^_^*)

これは宗教上のことではなく、歴史としてのことですが、イギリスにもカトリックの方はいらっしゃるのですね。
by KOZOU (2009-04-04 23:00) 

★まっと★

KOZOUさん(●⌒∇⌒●)
はい、英国にもカトリックは居ます。でも、非常に小さな人口です。やはりそれでアイルランドのように戦争をしてしまうくらいですから・・・
でも、確実にカトリックの教会はあります。
我々の結婚を反対された理由の一つとして、この問題は確かにありました。
by ★まっと★ (2009-04-05 08:50) 

gyaro

私の友人も洗礼を受けた方は多いですが、
小学生になってからでした。
友人のひとりは、教会の子息で昔よく遊んでた頃のことを思い出してしまいました^^
by gyaro (2009-04-12 15:05) 

★まっと★

gyaroさん(●⌒∇⌒●)
我が家はカトリックなので教会の子息はありえないのですが、こうして昔のことを思い出すことは、人生を振り返ること・・
良い機会でした。
by ★まっと★ (2009-04-13 05:56) 

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