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前奏曲嬰ハ短調  by ラフマニノフ [YouTube 動画]



以前、中村紘子さんがTVのCMで演奏していた記憶があります。
自分にとっては初めて演奏したラフマニノフです。

ウィキペディア

背景
1892年5月29日にモスクワ音楽院を卒業してから、ラフマニノフが自由な芸術家として書き上げた最初の作品の一つである。同年10月の初演を経て、翌1893年に、恩師アントン・アレンスキーに献呈された《幻想的小品集》の第2曲として出版された。当時のロシア帝国は、1886年のベルン条約を批准していなかったため、ラフマニノフは出版社から印税を受け取ることができず、たった40ルーブル(現在で約1.64ドル)の報酬を得ただけだった。


楽曲構成
楽曲は、3つの部分とコーダとから成る。ショパンの《幻想即興曲》の開始にも似た、フォルティッシモによる3つの開始和音によって、作品の主調である憂鬱な嬰ハ短調が導き出される。この導入部のカデンツ的なモチーフは、終始一貫して反復される。第3小節で音量はピアニッシモに転じ、主題が呈示される。「アジタート」と指示された、突き進むような中間部は、きわめて半音階的な三連符に始まり、和音による三連符の絡み合いを情熱的に築き上げ、その頂点で主要主題の再現に落ち着く。ここでは4段譜による記譜法が採られており、特定の音符にはスフォルツァンドが添えられている。曲は、7小節の短いコーダによってひっそりと終わる。


受容と評価
ラフマニノフの最も有名な楽曲の一つである。西側での名声に力があったのは、作曲者の従兄アレクサンドル・ジロティであった。ジロティは1898年秋に西欧と米国で演奏旅行を行なった際、そのプログラムに本作品を取り上げた。その後まもなくロンドンの複数の出版社によって、「モスクワの大火」「最後の審判」あまつさえ「モスクワのワルツ」と題した出版譜が出回った。アメリカでは、「モスクワの鐘」と題する出版譜がそれに続いた。ジョージ・コブの《ロシア風ラグ》は、この曲を原曲としている。

この作品の人気ぶりは、「ラフマニノフの(例の)前奏曲」と呼ばれたり、ラフマニノフの演奏会で聴衆から、アンコールとして「Cシャープ!」との呼び声がかかるほどであった。作曲者自身は、この曲のあまりの評判によって、自分のそのほかのピアノ曲がかすんでしまうことを毛嫌いするようになった。それでもラフマニノフは、電気吹き込みとアンピコ社製ピアノロールを通じて、後世に本作品の自作自演を遺している。

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そういえば・・・・ウィキペディアに『福山 孝』さん・・いたりします。
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コメント 5

あやひな

おはようございます。
うわぁ~。ラフマニノフ好きなんです。
のだめちゃん思い出します^^
by あやひな (2009-03-28 09:55) 

ちゃーちゃん

難しい事は分りませんが、ピアニストの★まっと★さんにこんな事言ったらおかしいですね??
こんな難しい曲を暗譜なんですか??
信じれれません\(◎o◎)/


by ちゃーちゃん (2009-03-28 13:12) 

★まっと★

あやひなさん(●⌒∇⌒●)
ラフマニノフ・・・そうですねぇ。。。
素敵な楽曲だと思います。
我々の演奏ではラプソディー・イン・ブルーもありますよ。
この楽曲は二人でデュオをはじめたときから演奏していますので、もう、かれこれ23年ほどのレパートリーです。
若いときの演奏もYoutubeにあります。
今度、アップしておきますね。
のだめ・・といえば・・・ですよね。

ちゃーちゃん(●⌒∇⌒●)
フルリサイタルで自分ひとりだったら2時間近く全て暗譜で演奏します。
ただ、カレントの連弾は楽譜を使用するようにしています。アンサンブルはやはり細かくいろいろなことを譜面に書き込んでありますからね。
by ★まっと★ (2009-03-28 17:39) 

KOZOU

ほんとに難しそうな曲ですね。
ウイキペディア見ました。
すごいですね(*^_^*)
by KOZOU (2009-03-28 20:51) 

★まっと★

KOZOうさん(●⌒∇⌒●)
そうなんですよ。。。これ、難しいんですよ。。
……(-。-) ぼしょ・・・・
ウィキ・・・ちょっと恥ずかしいですね。
by ★まっと★ (2009-03-28 21:36) 

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