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ピアノ連弾のための小曲集 by ドビュッシー [YouTube 動画]







2008年11月
岐阜県白川町 光の子保育園 遊戯室
演奏 : 福山 孝 & カレン『小組曲』(しょうくみきょく、Petite suite)は、クロード・ドビュッシー作曲のピアノ4手連弾のための組曲。後にアンリ・ビュッセルによって管弦楽曲に編曲されている。

『小組曲』は1888年から1889年にかけてピアノ連弾曲として作曲され、1889年にドビュッシー自身により初演が行われた。ただし、この時点での曲の評価は決して高いものではなかった。
その後、ドビュッシーの友人であったアンリ・ビュッセルの手により、管弦楽用の編曲がなされた(正確な時期は不明であるが、1907年頃とされる)。この編曲は、『牧神の午後への前奏曲』や『海』など同時期のドビュッシーの作品に見られる技法が取り入れられており、これによって『小組曲』は多くの人々に知れ渡ることとなった。

小舟にて En Bateau
Andantino、ト長調、6/8、演奏時間約3分40秒。フルートのソロから始まり、途中に弦楽器やホルンなどによる躍動的なフレーズが登場するが、全体的に落ち着いた優雅な曲調である。

行列 Cortège
Moderato、ホ長調、4/4、演奏時間約3分。木管楽器による躍動的な主部から始まり、スケルッツァンドの中間部から成る。

メヌエット Menuet
Moderato、ト長調、3/4、演奏時間約3分10秒。オーボエのソロから始まり、中間部にはファゴットなどのソロも登場する。ルイ王朝風のメヌエット。1882年に作曲された歌曲「艶なる宴」(作曲家による同名の歌曲集とは別)の旋律が転用されている。

バレエ Ballet
Allegro giusto、ニ長調、2/4 - 3/8、演奏時間約3分20秒。全体として生き生きとした曲調で、途中から、ワルツの拍子とテンポになり、壮大な終わり方をする。
印象主義音楽独特の曖昧な雰囲気をもつ曲が多いドビュッシーの作品において、『小組曲』の各楽章はいずれも平易で理解しやすい作風が特徴で、近年ではイージーリスニング風に編曲されるなど、多くの人々に親しまれている。

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コメント 4

菊地一也

私のところにコメントをいただきましたので
早速拝聴しにうかがいました
「小舟にて」は小生のラジオのオープニングとエンディングでいつも使っていますから愛着もあり
まっとさんとカレンさんの演奏が聴けて嬉しいです
ありがとうございました!

by 菊地一也 (2009-04-05 10:58) 

★まっと★

菊地先生(●⌒∇⌒●)
ありがとうございました。
初めてお伺いしたときに・・・・
実は昨年のシリーズで演奏したものなので、自分にとっても非常に愛着がある作品なんです。
by ★まっと★ (2009-04-05 12:07) 

KOZOU

お二人の手の動きがわかりました。
一人で弾くよりうんと難しいのでしょうね。
by KOZOU (2009-04-06 16:01) 

★まっと★

KOZOUさん(●⌒∇⌒●)
手が交差したりすることもあります。
でも、呼吸だけで何とかなるものなんですよね。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
by ★まっと★ (2009-04-06 17:34) 

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