SSブログ

福山 孝 コンサートツアー2004 東郷公演  [演奏会記録]

福山 孝 コンサートツアー2004 東郷公演 

2004年7月17日(土)午後2時30分開演
レ・マーニ

♪プログラム♪
幻想即興曲 Op.66 ショパン
組曲『子供の情景』Op.15 シューマン
きらきら星変奏曲 K.256 モーツァルト
■休憩■
マズルカ Op.24-2 ショパン
マズルカ Op.56-2 ショパン
ワルツ第1番 Op.18 ショパン
ワルツ第6番『子犬のワルツ』Op.64-1 ショパン
ノクターン第13番 Op.48-1 ショパン
バラード第4番 Op.52 ショパン

アンコール
「愛の挨拶」 エルガー
「亜麻色の髪の乙女」 ドビュッシー

DSCN0995
リハーサル

dscn1005
レマーニは素敵なホールです。

dscn1020
本番です。

IMG_0500
本番です。

IMG_0503
演奏会当日・・母の誕生日でした。

IMG_0504
母と一緒に。。。。。。

■演奏会レポート
愛知県東郷町での演奏会。
今年は母の誕生日17日でした。昨年はこの日・・・
★まっと★は鹿児島での演奏会だったことを思い出します。

お昼の12時を回った頃に開場入りした★まっと★。
まだ、宮北てっちゃんが調律中でした。
東郷町のレ・マーニというホールには喫茶スペースがあります。
のんびりとコーヒーを飲みながら、調律が終わるのを待ちました。
調律が終了し、リハーサルへ。
ピアノを弾き始めてすぐになんとなくソフトペダルとの
タイミングが合わず、自分の足がペダルの深さを認識するまでには
若干の時間を要したようです。
宮北てっちゃんは気にしてくれましたが、
調整をお願いすることなく、足のほうもペダルとあってきて
良い感じでのリハーサルを終了。

1時半になると、お客様が入場され始めました。
★まっと★は急いで着替え、、、、、
レ・マーニでは楽屋が二階になるので、
あがったり、降りたり大変!.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
良い運動になったのではないかな・・?
ヾ(@゚▽゚@)ノ ぎゃはは・・・・・ヾ(@゚▽゚@)ノ

そして、いつもどおりオンタイムにてスタート。
ツアーも終盤に差し掛かり、自分で演奏しながらも、
弾き慣れから生ずる、音の出し方の不明確さに
若干の苛立ちを感じながらのスタートでした。
しかしながら、二曲目の「子供の情景」あたりからは
かなりペースにも乗れて、良い感じで演奏会は進行しました。

10分間の休憩の後、★まっと★の大好きなショパン(後半)。
後半の出足・・若干、気負いすぎたのかテンポがいつもより速く
テンポコントロールする前にマズルカ、ワルツの4曲が
終了してしまった感じです!
そして、今回、もっとも調子が良いノクターンの13番。
最後のコーダに差し掛かったときに事件が起こりました。
鍵盤があがってこない・・・・
へっ・・??・・・・★まっと★の24年間のピアニスト人生で
初めての危機感を感じました。
ベースのCの音・・・・・鍵盤が戻らないんです。
時々何かが引っかかってあがってこないときってありますが、
今回はそういう感じでもないし、ピアノはスタインウェイ。
どうしよう・・・・・・・・・。
頭の中はぐるぐるといろいろなことを考えてしまいました。
しかしながらなんといっても本番中・・・・。
ノクターンの一番最後の和音・・ベースのCがならなかったら・・・・
非常に心配しながら、ノクターンはクライマックスから
エンディングへ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・やっぱりCの音は・・・・・出ない・・・・・・。
これはもう、自分の手にはおえないと思い、
ノクターン終了後、MCでお客様にお話をしながら、
立会い料もお支払していないのに、
本番まで残ってくれていた調律師の宮北哲也君を
お客様にご紹介させていただきました。
お客様の前で事情を説明して、
そのままテッチャンに調整してもらいました。
テッチャンは鍵盤&ハンマー部分をピアノから引き出して微調整。
そして、テッチャンがステージすそに下がってきたら
すぐに最後のバラード4番を演奏しました。
すると、今度はベースのB#があがってこない・・・・・・。
さすがに二回もテッチャンに入ってもらうわけにも行かず、
演奏中ではありましたが、
右手だけの演奏時にこっそりと左手で鍵盤を引き上げました。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
いやいや、こんなハプニングは滅多にありえないことだし、
宮北てっちゃんを責める気は全然ないです。
そこに居てくれただけで、どれだけ安心できたことでしょう。
そして本編をすべて終了し、アンコールへ。
17日は母の誕生日ということもあり、
母へバラの花束とエルガーの「愛の挨拶」を
アンコール代わりにプレゼント。
そして、★カレン★にも真っ赤なバラの花束をプレゼントして、
亜麻色の髪の乙女・・・.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
こうして、今回の東郷公演も無事に終了しました。

スタインウェイに限らず、
ブルットナーであろうと、ベーゼンであろうと
海外メーカーの楽器は見えるところは
日本の楽器とほぼ変わらないのですが、
見えないところというのはかなり粗雑というよりは
大雑把に製造されている場合があります。
反響板やフレーム内部の木製部分に関しては
研磨されていなかったり・・・・・。
今回の原因はその大鋸屑がハンマーの上で
ちょっと悪戯していたようだと原因も究明でき、
それはそれで、ひとつのアクシデント、若しくはハプニングとして
思い出深い演奏会になりました。

しかし、調律師の宮北てっちゃん・・・・
少々落ち込んでしまったようです。
技術者&パフォーマーはいつもコンビであって、
お客様の前で演奏するのはわれわれだけれども、
かといって、調律技術者が居てくれなかったら、
どんなに困ってしまうものでしょう・・・・。
凹んだ様子のてっちゃんがかわいそうで・・・・。
でも、★まっと★自身はテッチャンが仕上げてくれるピアノでは
本当に安心して派フォーミングできるし、
演奏者と技術者の間に信頼感があることって、
とても大切なものです。
本番が終了して、★まっと★がお茶している最中も
テッチャンは原因究明に必死でピアノと格闘している様子、
★まっと★はモニターでしっかりと見ちゃいました。
あまりにもテッチャンが凹んでいるので、
ステージを映し出すモニターでの映像なので、
お茶してる★まっと★にはあんまりよくはわかりませんでしたが、
★えりりん★が必死で、
「だいじょうぶだって~~★福山先生でよかったじゃん!」
・・・なんて事をいいながら、調律師でもない★えりりん★も
テッチャンと一緒になってピアノの中を覗き込んだり、
ハンマーのうなりを確認したり・・・・。
その★えりりん★の様子をモニターで見ながら、
あー、★えりりん★も必死で落ち込むてっちゃんを
なぐさめてくれてるんだろうなぁって、、、、、、
にんまり★まっと★でした。
本当にピアニスト一人だけでは演奏会は開催できません。
技術者、そして優秀なスタッフに恵まれてこそ、
初めてお客さまを迎え入れることが出来るものなのです。
★まっと★は良い仲間に恵まれています。
本当に幸せなピアニストだと思います。

今年のサマーツアーも残すところ尼崎の千秋楽一本です。
最後も気持ちよく演奏できるように、がんばろうと思います。

★まっと★


■ポーコさんの演奏会レポート
今日は、★まっと★さんにお初にお目にかかりました♪
ずっと前からのお知り合いのようでしたが、
演奏前にあまりお話しても・・・とご挨拶だけにしました。

会場はこじんまりとしていて、
まるで★まっと★さんのお宅におじゃましたみたい。
まさにアットホームという感じの温かい演奏会でした。
ピアノの音色は七変化、ダイレクトに伝わってくるので、
生はいいですね~。

途中で、アクシデントもあって、てっちゃんの登場!
本番中に大事な音の鍵盤が上がってこなかったら、
私だったら、あせりまくるなぁと思ったけれど、そこは、★まっと★さん。
会場のピアノに対して、また調律師のてっちゃんに対しても
失礼の無いよう細かい気遣いのあるトークに
★まっと★さんのやさしさを感じましたよ。

お母様のお誕生日プレゼントに「愛のあいさつ」。
とても気持ちがこもっていました。
奥様にも花束のプレゼント。
ホームパーティに参加させていただいたようで、
あっという間に楽しい時間が過ぎてしまいました。
ありがとうございました。 

ポーコ

DSCN1001
生前の★ちゃかえ★です。
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。