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福山 孝 ピアノリサイタル2005 with Karen@名古屋 [演奏会記録]

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青少年のための演奏会
福山 孝 ピアノリサイタル2005 with Karen
2005年10月30日(日)
午後1時開場 午後1時30分開演
名古屋ナディアパーク・アートピアホール
入場料  4000円(青少年2000円)

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◇プログラム
前奏曲 ト短調  ラフマニノフ作曲
ロンドカプリチオーソ  メンデルスゾーン作曲
幻想曲 ヘ短調Op.103 シューベルト作曲
スラブ舞曲第1巻より
第1番 第3番 ドボルジャーク作曲
組曲 『版画』
 1.塔
 2.グラナダの夕べ
 3.雨の庭 ドビュッシー作曲
『ドリー組曲』
 1.子守歌
 2.ミアウ
 3.ドリーの庭
 4.キッティワルツ
 5.優しさ
 6.スペインの踊り フォーレ作曲

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■演奏会レポート
福山 孝ピアノリサイタルとして
2005年の最後を飾ったのは
10月30日(日曜日)に開催された
『福山孝ピアノリサイタルwith Karen 2005』
名古屋公演でした。
年内にはまだ幾つかの演奏会が
福岡、名古屋、東京にて開催されますが、
毎年秋のメインイベントであるこのシリーズも
千秋楽を迎えました。

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札幌、鹿児島、を経て名古屋へ。。。。
ある意味、非常に苦しかったツアーとも
言えるかもしれません。
夏の時点ではなかなか譜読みも仕上がらず、
自分も夏のツアーや25周年記念リサイタルの
準備など、多忙極まりない日々が続いていました。
★カレン★が稽古を続けても
自分が名古屋不在でツアーに出るなど、
顔をあわせることさえ少なかったこの夏。
★カレン★も笑顔で★まっと★をツアーに
送り出してくれていましたが、
心情としては、あわせ稽古を
どれだけ期待していたことでしょう。
★カレン★の譜読みが終わっていても、
自分が譜読みさえ始まらなく、
コンサートに追われる日々をすごした夏。
彼女はかなりいらいらしたのではないでしょうか。
しかし、そのような表情は見せることも無く
毎日、彼女自身の稽古を続けてくれた★カレン★に
感謝しています。
また、今年の★カレン★は勤務する会社のほうでも
多忙極まりない日々で、稽古時間を確保することは
とても大変だったと思います。

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そして、25周年記念リサイタル名古屋公演を
9月25日に終えて、二週間後の10月8日には
この秋のシリーズ札幌公演を控えていました。
必死で仕上げ札幌へ。
札幌では何とか仕上がったプログラムを舞台に上げ
暖かい北国の皆様に支えられながら初日の幕を開け、
すばらしい感動と数多くの反省点など勉強することも
たくさん頂戴し、それを糧に一週間後、
10月15日の鹿児島公演に備えました。
鹿児島では福島様ご夫妻や多くのお仲間の皆様に
ご協力を頂き、楽しい演奏会を開催できました。
そして、30日の名古屋での千秋楽に向かう
いろいろな研究材料を持ち帰り、
この二週間は日々の仕事をこなしながら
ピアノに向かう時間を最大限に拡大し、
稽古に勤しみました。

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今回の演奏会での大きな課題はシューベルト。
シューベルトの作品そのものが非常に深いレベルにあり、
その域に自分たちが達することができるかどうか、
大きなリスクを感じていました。
でも、千秋楽を向かえ、自分たち自身も
満足のいく演奏ができましたことを
大変うれしく思っております。

演奏会当日は通常通りに目が覚めました。
★カレン★は若干ゆっくりしていました。
でも、本番当日に朝寝ができる★カレン★は
日本に来て初めてのこと。
今までの本番当日の朝といったら
★カレン★はいつも緊張の余り、
何をするわけでもないのに、
朝から起床しているのが常でしたから。。。
この名古屋公演では彼女自身も
リラックスしていたのでしょうか。
★まっと★は衣装や印刷物を車に詰めたり、
すべて楽屋入りするための荷物の確認などに
忙しくしていました。

そして、午前10時には★カレン★も自分も
出かける準備を完了し、ホールに向かいました。
11時に仲間がみんなホールに
集まることになっていました。
みんな、時間通りに到着してくれて
ロビーでの★まっと★グッズ販売ブース設営や
受付の設営を手分けして開始しました。

12時にはドレスリハーサルを開始。
本番での写真撮影を避けるために
衣装などの写真は前撮りしてしまいました。
ですので、ウェルカムドレスで
ピアノを演奏している★カレン★の画像があるのは
そのためです。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
30分ほどでリハーサルを終えました。

その後、1時には会場予定でしたが、
お客様が時間よりも早めに扉前にお集まりくださったので、
10分ほど早めに開場しました。

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★カレン★のウェルカムドレスは
明るいグリーンのサテンマーメイドフリルドレス。
胸が大きくVにカットされた
かなりセクシーなドレス。
同色のショールを首に巻き、とてもエレガントでした。
★まっと★は黒のサテンキルティングビーズベスト。
もちろん象さんの柄。
エントランスにて
お客様を1時17分ころまでお迎え入れし、
★まっと★と★カレン★は楽屋に戻りました。
そして、お色直し。
★まっと★は黒のベストに。
そして、オンタイムにて開演。

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今回、最初はかなり緊張していました。
リハーサルの時点で舞台上で
余り自分の音が聞こえなかったので不安だったのですが、
最初のラフマニノフを演奏し始めたら
かなり音がはっきり耳に飛び込んできたので、
驚いてしまいました。
お客様も入っていただいて、本当にうれしかったです。
ラフマニノフは緊張の余り、自分の音に動揺し
一瞬、ひるんでしまいましたが、なんとkじゃ終了。
そして、メンデルスゾーンのロンド・カプリチオーソ。
緊張がまだ続いていましたが、カプリチオーソに入り
テンポと音の当たりが非常に良かったので、
だんだんと調子が出てきました。
メンデルスゾーンを弾き終えて、
★カレン★を迎えに一旦、下がりました。
舞台上も舞台袖も大変。
調律師の中村さんが舞台上では、
譜面台のセッティングやチェアーの配置。
舞台袖では★まっと★の着替え。
★カレン★の衣装がチャイナドレスで、
同じ柄での★まっと★のチャイナベスト。
真っ赤な★カレン★のチャイナはとても美しかったです。
そして、マッチした★まっと★のベストも
なかなか自己満足!!
そして、舞台に登場する★まっと★と★カレン★。
チャイナドレスをまとった★カレン★に
お客様から息が漏れているのが舞台に居る★まっと★も
しっかり聞こえました。
ここで、シューベルトの作品に取り組むにあたっての
われわれの心構え、そして札幌、鹿児島での演奏会が
自分たちをどれだけ叱咤激励してくれたことかなど
MCにてお話させていただきました。
そして、演奏。。。。
こんなにも満足のいくシューベルトは今まで★カレン★と
デュオを組んでの20年間の間に一度もなかったと思えるほど、
すばらしい音のミクスチャーを感じながら
心地良く演奏することができました。
ステージマンとして、最高の喜びですね。
25分の長いが曲をお客様も静かにお聞きくださったんです。
至福の時間でした。

今回の演奏会でもっとも大きな課題であったシューベルトを
成功させ、★まっと★も★カレン★もとても興奮状態で、
そのままドボルジャークのスラブ舞曲へ。
後から聴きなおすと★まっと★のミスが目立つのですが、
調子よく楽しそうに自分たちが演奏できたこと、
うれしいです。

そして前半を終了。
10分所休憩を頂きました。

さーーーって、後半です。
後半は白のスペンサーで登場の★まっと★。
赤いカマーバンドと蝶ネクタイ・・・ちょっとかわいかったかも。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
今年の後半のプログラムはフランスの作品を演奏しました。
作品の紹介をさせていただきました。
演奏を始めて最初の音に非常に満足したことを覚えています。
今年はこの作品を夏から演奏していますが、
最高の出来栄えだったのではないでしょうか。
塔、グラナダ、雨・・といった三部作ですが、
今回の雨・・とても満足しています。
今年の初演は愛知県・レ・マーニでの夏のツアー初日でしたが、
あの時と、今の自分では別人のような演奏の仕上がりだと思います。
よかった・・・・。

そして、最終楽曲のドリー。
前半と同じく調律師の中村さんに舞台の準備を
していただいている間に、
★まっと★は舞台袖で着替え。
黒のタキシードに白のベストに白の蝶タイ。
最高礼服に着替えました。
勿論プリンセス★カレン★の衣裳が
バラをあしらった真紅のカクテルドレス。
とてつもなく美しかったです。
プリンセスに合わせて、★まっと★もプリンスのフリ★
(ヘ;_ _)ヘ 爆 (ヘ;_ _)ヘ
少々着替えに手間取ってしまいましたが、
無事に着替えて舞台へ。。。。
真紅のドレスに身を包んだ★カレン★に
お客様からため息がこぼれました。
いやいや、うれしかったなぁ。。。。。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪

そして、組曲『ドリー』を演奏。
苦手意識があった『テンダーネス』で、★まっと★が少々こけました。
でも、★カレン★がグイグイと引っ張ってくれたので、
何とか終曲まで。。。
終曲の最後の音、★まっと★はおおはずし(●`ε´●)
自分に腹が立ってしまいましたよ。
でも、お客様にはご愛嬌ということで・・・・
・・・とは言うものの、あまりにも豪華にはずしてしまったので
もう笑うっきゃない・・・ってな感じでした。
本当の意味で自分の演奏会の中ではメインイベントのリサイタル。
無事に狩猟し、尚且つ、自分自身も満足できる千秋楽を
迎えることが出来ました。
本当にお客様に支えられながら、こうして活動が出来るのだと、
ひしひしと感じています。
心より感謝の気持で一杯です。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
この秋のシリーズは、札幌、鹿児島、」名古屋と
本当にたくさんのお客様に聴いていただきました。
★カレン★も自分も本当に幸せ者です。
ありがとうございました。
来年はもっともっと活動の幅を広げ、
これからの演奏にも磨きをかけていきたいと
思っております。

何卒、皆様に愛されるピアニストとして、
これからもお力をいただけますよう、
よろしくお願いいたします。

名古屋公演千秋楽を終え、一安心というよりも、
もう、来年の楽曲を考え始めている★まっと★と★カレン★です。
来年も皆様に会場でお会いできますことを
楽しみにしております。

福山 孝&カレン


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