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魅せられて夢気分っ! [演奏会記録]

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魅せられて夢気分っ!

2005年10月5日(水曜日)
午後19時開演
東京オペラシティーリサイタルホール
主催:国際芸術連盟

◇プログラム

本島洋子(ソプラノ)  伴奏:福山 孝
風が運ぶもの 菅原 進
長崎の鐘 古関 裕而
Tonight バーンスタイン
マンマ ビクシオ
Moon River マンシーニ
すべての山に登れ ロジャース


府馬和歌子(ソプラノ)  山根理恵(ピアノ)
群衆 カブラル
毛皮のマリー エイラル
ミロール モノ
アコーディオン弾き エムール
愛の賛歌 モノ


大澤るり子(ピアノ)
前奏曲 第1番 ガーシュイン
アイ・ゴット・リズム ガーシュイン
アラベスク ドビュッシー
前奏曲 作品22-3 スクリャービン
愛人/ラマン ヤーレ
エレジー 作品3-1 ラフマニノフ



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■演奏会レポート
東京では先月に引き続きの演奏会。
今回は東京オペラシティー・リサイタルホールでの演奏会。
ソプラノの本島洋子さんの伴奏ということで、何度も長野に足を運び、
本島さんと合わせ稽古をしました。実際には、思うように演奏できなかったところも
何点かありましたが、とにかく本島さんの調子が絶好調!
リハーサルの段階素晴らしい歌唱でした。

通常の生活どおり、朝から学校勤務。丁度、中間試験期間中ということも有り、
試験監督が二時限入っていました。午後に東京へと移動しなくてはならない自分は
車では出勤できないので、あさから★カレン★に学校まで送ってもらいました。
ところが当日は★カレン★がはやでだったらしく、学校に到着したときはまだ、
学校があいていませんでした。ドアの前で待つこと30分。午前八時に学校の扉が
あきました。前日に実施された自分の試験の採点が終了していなかったので、
職員室で採点を済ませました。そして、試験監督。二次元の試験監督を終了したのが、
午前11時のことでした。学校から電車に乗り名古屋駅へ。新幹線に乗り東京へ。
お天気は生憎の雨。傘をさして衣裳など大きな荷物を持って、電車での移動は
あまり好きではありません。しかし、どう考えても14時45分のリハーサルに
間に合うためには車での移動では無理。新幹線に乗るしかなかったわけです。
通常なら、車で移動するのですが・・・・・・・。
東京駅はいつも迷子になってしまうので、新幹線を品川で降りました。とても奇麗な駅で
表示もわかりやすく、山手線に乗って新宿まで。そこから京王新線に乗り換えて
初台(オペラシティー)へと・・・・。出発前にインターネットでちゃんと調べておきました。
方向音痴の★まっと★でもなんとか無事にオペラシティーにたどり着きました。
丁度、本島さんも同じころに楽屋到着。
そして、男性控え室のみ、稽古用のピアノが備えてあったので、本島さんとあわせ稽古。
数十分したら、リハーサルとの事で担当の和泉さんが声をかけてくださったので、
ホールでリハーサルを開始しました。

とにかく客席が空っぽではあったものの、本島さんの声が素晴らしい。
今までに何度も★トゥレブル・クレフ★でご一緒して、彼女の歌声を聞く機会は多かったし、
ここのところ、長野に何度も出かけて、彼女とのあわせ稽古をつんできました。
しかし、なんとも素晴らしい声でした。
そして、すべてを通し稽古して、その後、気になる楽曲をもう一度あわせてみて、
納得がいったところで、丁度時間となりました。
しかし、まだ、3時15分。本番は夜の7時からです。
本島さんと一緒に喫茶店に出かけて、音楽談義を楽しみました。その後、近所のホテルを
予約してあったので、チェックインだけ先に済ませておきました。
6時にオペラシティーに戻り、衣裳に着替え、他の出演者の皆さんと楽しい時間を
過ごしました。いつもこのように出演者が多い演奏会では(トレブルクレうもそうですが)
必ず『楽屋大王』や『楽屋女王』が出現します。今回出演者の中で男性は自分だけだったので、
楽屋も専用楽屋でした。これがたまらなく耐えられない自分は本島さんが入っている楽屋に
居座って喋り捲ってました。とても素敵な音楽屋のかたばかりで、楽しかったです。
特に、山根理恵さんは名刺交換よりも先に、
『ブルグミュラーのコンクールをやってらっしゃる福山先生ですか?』と一言。
『はい、そうです。』と答える自分。
もう本番まで一時間をきっていたので、女性の皆さんはメークに取り掛かっていました。
作業中は静かな女性軍団。その中で、山根理恵さんだけは
手が動きながらも口が動く素晴らしいピアニスト。面白い会話に花が咲き、音楽談義やら、
楽屋でのいろいろな経験談など、山根さんと自分が喋り捲っていました。
どうやら、★トゥレブル・クレフ★のメンバーの横井美香さんをご存知だったようで、
そのあたりのお話でも盛り上がり、本番寸前まで本当に楽しい楽屋裏でした。

7時、オンタイムに演奏会は開始。勿論、★洋子ママ★(本島さん)が咲きにステージに上がり、
★まっと★は後をついて。。。。。でしゃばり過ぎないように・・と、自分に言い聞かせながら、
ステージに上がりました。
一曲め、リハーサルのときに自分の禅僧が速すぎて★洋子ママ★にご迷惑をかけてしまったので
本番では速くならないように少々ゆっくり目の気持でスタート。これがピッタリの速度で、
★洋子ママ★も非常に気持ちよく唄って居ラシャ居ました。声もとても飛んでいたように思います。
お客様は満席状態。音の跳ね返りがない分、後ろでの伴奏はママの後姿の呼吸で読み取るしか
ありませんでしたが、とても素晴らしい歌唱でした。
プログラムが進み、今回のプログラムの中で、2曲ほど、楽譜と異なる調性で
演奏することになっていたんですが、自分がその調性を間違えてしまい、
通常よりも高い音からはじめてしまったんです。しかしながら、★洋子ママ★は動ずる事も無く
普段よりも非常に高いキーでのスタートにもかかわらず、しっかりと唄いきってくださったんです。
本当に申し訳なかった・・・・。深く反省しています。でも、その反省を忘れさせてくださるほどの
★洋子ママ★の歌唱は本当に素晴らしかった。普段、使うことのないようなトップノートも
しっかりと腰の据わった高く素晴らしい声がリサイタルホールに響きました。
本当にご一緒できて良かったと思いました。
そして、終局まで、非常に落ち着きのあるどっしりとしたソプラノをお客様も満喫されたようです。
黄色のドレスに身を包んだ★洋子ママ★はとても凛々しく素敵でした。
お客様も本当に暖かく、★洋子ママ★の声に聞き入っていらっしゃった様子でした。
自分ののピアノがもっとクリアだったら良かったのに・・・反省点は数え切れません。
でも、同じプログラムをまた演奏する機会があるので、
それまでにはもっと良い演奏が出来るようがんばらなくては・・・・。
素晴らしい経験をさせてくださった★洋子ママ★に感謝の気持で一杯です。
そして、楽屋での楽しい時間を過ごさせてくださった、山根理恵さん、府馬和歌子さん、
大澤るり子さんにも本当に感謝しています。
また、いつか同じステージに立たせていただければと思っています。

実は所用があったので、自分の演奏を終えてからまっすぐホテルに帰ってしまったのですが、
東京での素敵な思い出が出来ました。


追記:
伴奏・・・・ではありますが、
今回、本当に共演させていただいたという感じで、伴奏というイメージよりも、
アンサンブルといった感じで稽古段階から臨ませて下さった★洋子ママ★。
素晴らしい勉強が出来ました。
☆^ヽ(*^-゚)vThank you♪v(゚∇^*)/^☆


福山 孝

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