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♪福山 孝 ピアノリサイタル2007 with Karen 長野公演 [演奏会記録]

poster2007.gif♪福山 孝 ピアノリサイタル2007 with Karen 長野公演
2007年11月16日(金)午後6時30分開演 県民文化会館小ホール(長野)
Takashi Matthew Fukuyama Piano Recital 2007 with Karen
16th Nov. 2007 at 6:30PM Kenmin Bunka Kaikan (Nagano)
♪プログラム
ピアノソナタ「悲愴」・・・(ベートーヴェン)
ピツィカート・ポルカ・・・(シュトラウス)
クシコス・ポスト・・・(ネッケ)
『くるみ割り人形』より「花のワルツ」・・・(チャイコフスキー)
前奏曲Op.28より
  №1,№4,№7,№10,№12,
  №15,№20,№22・・・(ショパン)
ワルツOp.64
  №1.№2・・・(ショパン)
ラプソディー・イン・ブルー・・・(ガーシュイン)


■演奏会レポート(長野編)
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前日より長野入りしました。★カレン★は仕事で帰宅したのが7時20分。自分自身も自宅での仕事を終えたのが7時調度くらいだったので、★カレン★が帰ってくる前にすべての荷物や衣装を車に詰め込んでおきました。実際に家をでることができたのは午後8時を回っていました。カーナビでは長野のホテル到着予定までに約4時間とのこと。かなりあせってしまいました。途中、ホテルに電話して遅くなる旨を伝えました。そして、11時を回った頃にホテルに到着。★カレン★も★まっと★もおなかがすいていたのでそのまま居酒屋さんへ・・・。夕食を済ませ、ホテルに戻りました。実はその時点で自分ののおなかの調子が今ひとつ。寒さのせいかなぁ・・って思っていました。そして、★カレン★が夜中から咳、そして嘔吐。風邪の症状のようです。翌朝、★カレン★が非常に熱っぽいんです。自分はただ、おろおろするだけ・・★カレン★は寝れば何とかなるから・・と言い、睡眠をとろうとするのですが、上からも下からも・・トイレが近すぎてなんともなりません。それでも、必死で休もうとする★カレン★。本番に穴を開けるわけには行きませんから。★カレン★もこの秋のシリーズのために一年間、稽古を積み、準備をしてきたわけですから、必死で回復を待ちました。我々は午後2時半までホテルに滞在し、★カレン★をぎりぎりまで休ませました。出発前に★カレン★はお風呂に入り、準備を。。。しかしながら普段着を着る元気さえ、踏ん張らなくては出ないほどで。。。。見ているだけでもかわいそうでした。でも、冠が「福山 孝ピアノリサイタル」。主人のために必死になってくれたのでしょう。
うれしかったぁ・・・・・・

そして、★カレン★の腕を支えながら駐車場へ。県民文化会館へ到着したら、ちょうど★洋子ママ★(長野公演オーガナイザー)が楽屋口から出ていらっしゃるところで、そのまま楽屋口へ・・・。そして、そのまま★カレン★は楽屋のフロアにブランケットをかぶって横になってしまいました。★まっと★は今回のリハーサルの時に★洋子ママ★と12月の名古屋でのステージのリハーサルもしようと決めていたので、★洋子ママ★とリハーサルに入りました。ピアノ調律は米山楽器の米山君。もう長い付き合いになっている米山君の作る音は★まっと★好みのすばらしいサウンドでした。スタインウェイの音色がまるでベーゼンドルファーのような響きに・・・。とてもうれしかったです。
★洋子ママ★とのあわせげいこのあと、少しだけ当日本番リハーサル。そして、楽屋に戻って衣装のチェック。★カレン★は寝かせたままで、自分は★カレン★の衣装と自分の衣装をチェックしたのですがなんと、タキシードはあるのに、カフスと蝶ネクタイが見当たらないんです。★まっと★は地元ではないので、どこに行けば蝶ネクタイなどが購入できるのかわからず、結局調律の米山君に蝶ネクタイとカフスボタンも購入してきてもらいました。

依然として★カレン★の体調が今ひとつ・・・・・・。★洋子ママ★にもしっかり心配させてしまって本当に恐縮してしまいました。しかしながら、誰も病気になろうとおもって病気になる人はいません。★カレン★だって同様で、自分では体調を崩すなんて思ってもいなかったことでしょう。そのふがいなさに★カレン★自身が一番つらい思いをしたのではないでしょうか。
結局、★カレン★は本番前にピアノに触ることすらできず、お客様をお出迎え。
続々とお客様が到着されて、とてもうれしかった。★カレン★はロイヤルブルーのチャイナドレス。しかしながら、ホワイエが少々気温が高かったので6時から開場したものの10分ほどしかお出迎えができず。そのまま楽屋に逆戻り・・・。そして、前半の衣装を身に着けましたが、顔色が青白く、見ているだけでもかわいそうでした。髪をセットして化粧をし、準備は万端でしたが、★カレン★の顔色はなんとも通常とはいえません。

最初は★まっと★のベートヴェン。とても不安なまま板に上がった★まっと★でしたが思いのほかスムースにベートヴェんを演奏することができました。そして、★カレン★はパープルの衣装で登場。お客様からため息が聞こえました。
そうしたお客様のささやかな反応が★カレン★をどんどんと元気にしてくれるのです。お客様の暖かい拍手、そして、今回★カレン★は長野での演奏は初めて。お客様も始めての★カレン★の演奏をワクワクしてくださっていたようです。(自分はここ数年長野でのお仕事が多いのです。)

最初の音が出ました。★カレン★の指が鍵盤からのリリースがいつもどおりではないことに不安を覚えました。鍵盤から指が上がってこない・・・相当調子が悪い。。。。お客様に気づかれないように・・とおもいつつも、自分の音が大きくなり過ぎないように、気をつけながら演奏を続けました。しかしながら、あまりにも★カレン★がかわいそうで、MCで★カレン★がぜっ不調だということをお客様にお話させていただきました。お客様が本当に心配してくださり、とても申し訳なかったです。 ところが楽曲が進むにつれて★カレン★がどんどんと元気になっていくのです。段々とリリースも通常通りになり、★カレン★のいつもの演奏が戻ってくるではありませんか。それはそれはうれしかったです。
隣で★まっと★も一緒に演奏しているのですが、本当に★カレン★の頑張りには頭が下がりました。そして、暖かい長野のお客様の声援を★カレン★が心で受けとめ、必死になって本番を勤めていました。

お客様は★カレン★のために心からエールを送ってくださり、暖かい拍手を。そして、★カレン★はそのひとつずつの拍手に感謝を込めて一生懸命演奏しました。多分、演奏会でなかったら、★カレン★は倒れていたかもしれません。
気丈な★カレン★に感謝です。

前半を無事に終えて、★カレン★は楽屋に戻りました。かなり辛そうでしたが、あの体調であそこまでの演奏・・
本来なら可能ではないはずのことを★カレン★は笑顔で、セカンドハーフもがんばるって言ってくれました。

そして、辛苦にティンセルで花をあしらったドレスに着替え、セカンドハーフは再び★まっと★のショパンから。。。
ショパンを演奏していてもとても★カレン★のことが心配で・・・なんとか★まっと★のソロを終えて、再び、★カレン★を舞台袖まで迎えに行きました。終曲のラプソディー・イン・ブルーはとてつもない体力を必要とします。
★カレン★が持ちこたえられるのかととても心配でした。楽曲が始まると、まるで別人のように★カレン★は淡々と演奏をしています。本当に涙が出てきそうでした。★カレン★のその強さに支えられ、★まっと★もできる限りの演奏をしました。

そして、ロスマリンとシンコペーテッドクロック、二曲のアンコールも無事に演奏させていただきました。

最後は客席を通過してお客様をお見送り・・・。我々のできるすべての感謝の気持ちでお客様をお見送りさせていただきました。

すべてのお客様をお見送りさせていただき、楽屋へ・・・・。撤退までに時間がないので、★まっと★は必死で荷物をまとめていました。★カレン★がそれも手伝おうとしてくれるんです。もう、★カレン★自身は限界だったに違いありません。しかし、★洋子ママ★をはじめ皆さんがこれだけ力を貸してくださっているのに、自分だけが何もせずに。。。というのは★カレン★自身がとてもいやだったのでしょう。でも、★まっと★が★カレン★には休むように言い、なんとか座ってくれました。すべての荷物を車の中に積み込むには★洋子ママ★や★洋子ママ★のご主人にまでお手を煩わせてしまいました。有難うございました。

特に、今回の後半の辛苦の衣装は衣装だけでも非常に重たいものでした。★カレン★はそれを羽織って、ガーシュインの作品を演奏したのです。。。。しかもその体調で。。。。。本当に良くがんばってくれたと思います。
そして、長野のお客様にも心から感謝です。
★洋子ママ★をはじめ、バイオリンの毛利先生も駆けつけてくださり、お手伝いをしてくださいました。こうして皆様に支えられながら演奏活動を続けています。本当に多くの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
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会場を後にし、★まっと★と★カレン★が滞在しているホテルの地価の居酒屋にて打ち上げ・・・
多分。。。★カレン★は非常につらかったことでしょう。
でも、★カレン★にできる感謝の気持ちはなんとしても打ち上げにお邪魔して皆さんに感謝の気持ちを伝えること・・・
どうにか無事に★カレン★も打ち上げを終え、そのままホテルの上階の部屋へ戻りました。
★カレン★はその後熟睡・・・・翌日は岐阜・白川での公演ですし・・・・。

しかしながらこうして無事に長野公演を終えたわけですが。是非とも、来年また長野の皆様にもっともっと元気な
★カレン★を見ていただきたいと思います。

長野の皆様、
本当に有難う。少々きつかったことは否めませんが、お客様からパワーをたくさんいただいて、本番を終了することができましたことは今回、本当に良い経験ができたと思います。

そして、★洋子ママ★をはじめ、毛利先生、★トゥレブル・クレフ★のメンバー・★こーめー★ちゃん
・・・清水公明さん、
お手伝いをしてくださった皆さん、
本当に本当に有難う!
来年も是非、長野で利便辞したいと思っています。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪

最後に、★カレン★、、、、本当にお疲れ様。そして、ありがとう♪(#^ー゚)v。
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