Sweet Ten Diamonds (26回目の結婚記念日・・・その2) [Diary]
10年目の結婚記念日は・・・・
通常、英国ではエタニティー・リング(永久の愛の指環)を結婚一年目に贈ります。
でも、結婚当初・・そんなお金なかったし・・・・
エタニティー・リングは通常、カマボコのリングに
ぐるりと一周ダイヤが埋め込まれているものです。
今から16年前のお話・・・・
これ・・・1995年の11月27日のおはなし・・・・
即ち、10年目の結婚記念日の一ヶ月と一日前のお話・・・・・・・・・
毎年、英国にかえって結婚記念日の12月28日を英国で過ごすものですから、
日本では一ヶ月早く、11月28日に二人で結婚記念日をお祝いするのが我が家での習慣です。
今年は英国に帰っていないので、12月28日の今日、お祝いですけどね・・・。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
当時、いつも★カレン★と自分がジュエリーを購入するお店は決まっていました。
自分はデザインや石などを選んで
★カレン★に普段でも出来るようなSweet10を
オリジナルに近い状態でオーダーしていたんです。
そして、自分がそのお店へ指環をいただきにでかけたとき・・・。
『あっ、福山さん、ご用意できていますよ。』と女性店員。
出てきたのは・・・・・・・なんと、男性用の指環!
ダイアモンドでした。
自分がこのお店を訪れるたびに欲しがっていたダイヤの指環・・・・。
『あれっ?・・ちがうよ! Sweet10をたのんでおいたんだけど・・・。』・・・と、★まっと★さん・・・
このとき、バレてしまったんですねぇ・・・・・
自分は★カレン★に内緒でSweet10を注文し、
★カレン★は自分に内緒で自分のダイヤの指環を注文して
サイズも自分に合わせておいてくれたんですねぇ・・・。
『しらなかったぁ・・・・・・・。』
でも、そこで大失敗しちゃった女性店員さん・・・・
しっかり店長さんに叱られていました・・・。
『ちゃんと、伝票を確認しなくちゃだめだろう!!!』・・・って。
でも、★まっと★さんは知っちゃったんですねぇ・・・・。
……(-。-) ぼしょ・・・・
これがまたまた黙っていられない★まっと★さん・・・・
大人じゃないんですねぇ。。。(ヘ;_ _)ヘ 爆 (ヘ;_ _)ヘ
店長さんが必死になってペコペコと頭を下げてくださっていました。
『すみません、申し訳ありません、本当にごめんなさい。・・・・・・・・』
謝罪のフレーズを全て出し切ってもまだまだ足りないほどに謝罪してくれましたが・・・・
★まっと★さんは自分がダイヤの指環をもらえることがうれしくて・・・
(ヘ;_ _)ヘ 爆 (ヘ;_ _)ヘ
やはり、相変わらずチャランポランな★まっと★さんであります。
でもね、、でもね。。。でもねぇ~~~
ちゃんと★カレン★がオーダーしていた自分の指環はいただかずに帰宅!
★カレン★のSweet10だけ持って帰ってきました。
でも、★まっと★さんの顔(●⌒∇⌒●)がゆるんじゃってぇ~~~~。。。
結局、しゃべっちゃったぁ~~☆
もちろん、偶然その宝石店に立ち寄ったら・・っていうことでね。
そうしたら・・・予期せぬ事態に急転直下・・・・
★カレン★、、、、、号泣し始めちゃったんです。・・・・
必死で隠してこそこそ注文して自分が取りに行くつもりだったんですよね・・・
それがお店のちょっとした手違いで・・・全ての苦労がおじゃん・・・
……(-。-) ぼしょ・・・・
どうしよう・・どうしよう・・・・
・・・・・オロオロ★まっと★さん・・・・。
でも、、、仕方がない・・・・
何とか★カレン★をなだめて、、、
その日はおやすみなさい・・・ということになりました。
そして、翌日の一ヶ月早い結婚記念日・・・・。
★カレン★は大きなステーキを用意してくれました。
そして、食事を終えて、二人でくつろいでいるとき・・・・・
★カレン★を椅子に座らせて
『目を閉じてごらん!Close your eyes.』っていいました。
『ここは2005年4月2日、成田空港のリムジンバスのりば・・・
Now we are at the bus stop in Narita Airport.』
◇◇解説◇◇
1984年に日本に帰国し、それからは遠距離恋愛を続けてきた我々・・・・。★カレン★が初来日したのは1985年4月2日。二週間のホリデーの予定で・・・・。
自分が仕事でニュージーランドから日本に帰ってくる便にあわせて★カレン★のロンドンからの便を手配していたんです。無事に成田で★カレン★に会うことが出来て、そのまま名古屋に★カレン★をつれて帰るという魂胆。。。。。
そして、リムジンバスのバス停で自分は★カレン★に言ったのです。
『★カレン★、僕達は結婚するんだよ。We are gonna marry.』
『だから、僕は★カレン★に両親を紹介するからね。
So, I am going to introduce my parents.』
『Oh, yes?』・・・・・・・・これが★カレン★の答えでした。
もちろん、★カレン★が日本に来てくれるということは、お互いに結婚を意識していたのは事実だし、★カレン★にも『結婚』という二文字が頭の中でイメージしていたのですが・・・・・、英国人の★カレン★ちゃん・・・・
やはり、プロポーズというのは・・・・男性が膝をついて両手を広げてその右手には婚約指環。。。。
そして『WILL YOU MARRY ME? 僕と結婚してくれますか。』・・・・・・・・・というのが英国風スタイルだし、当然そういうプロポーズがあるものだと思っていたらしい・・・・
そんなこと、★まっと★ちゃん・・できまっしぇぇ~~ん!!
(ヘ;_ _)ヘ 爆 (ヘ;_ _)ヘ
(/o\)恥ずかしすぎですよね・・・・
でもね・・・・・結婚してから10年・・・・・
飲み会のたびに、友達にも言うんです。。。★カレン★が・・・・
『私、プロポーズされてないもん!!』って・・・・。
……(-。-) ぼしょ・・・・
それって、辛くないです???
……(-。-) ぼしょ・・・・
◇◇・・・・・・・・・・・・・・ここまでが解説であります。。。
『Karen, Open your eyes! 目を開けてごらん。』
そこには膝をついて手にはSweet10、そして両手を広げている★まっと★さん・・・・
成田のバス停ではなく、ほかに誰が居るわけでもないけど・・・・・
めちゃくちゃ恥ずかしかったです。。。。。。。
そして、、、、、、、、、、、、
『Will you marry me? 僕と結婚してくれますか?』
再び。。。超(/o\)恥ずかしい
そして再び急転直下・・・・・・・・・・・・・・・
★カレン★のまん丸の大きな二つの目・・・・・・・
めちゃくちゃウルウル・・・そして、ポツリポツリと次から次に大きな涙・・・・
そして、★カレン★の左の薬指の『結婚指環に重ねて
このSweet10をはめてあげました。
二日連続、、、、、、、、、、、、、、
★カレン★を泣かせてしまいました・・・・
……(-。-) ぼしょ・・・・
10年前、成田ではコッパズカシクテ肯定文でしか言えなかった・・・
『僕たちは結婚するんだよ。』・・・・ってね。
でも、結婚して10年してやっとポロポーズができました。
よかった、よかった・・.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
そのあと、★カレン★はその日の日中に買い物にでかけ、
自分のダイヤの指環を受け取ってきていました。
店長さんは★カレン★には何も仰らなかったようです。
もちろん、★カレン★も何も言わなかったみたいですけどね。
『これは何かわかってるでしょ・・・』・・・って★カレン★がボソッていいました。
そして、指環のボックスをそっと差し出しました。
『指にはめて!』って、★まっと★さんは自分の指を差し出しました。
★カレン★が指にピッタリのダイヤの指環をはめてくれました。
こんなことも26回目の結婚記念日に思い出します。
目指せ、金婚式!!
もっともっと素敵な思い出をたくさん作っていかなくっちゃね・・・
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
そして、最後に・・・・
この10年目の結婚記念日以来、
★カレン★は絶対に『私、プロポーズされてないもん!』って言わないです。
どんなオチャラケのお酒の席でも・・・・・
10年かかったけど、ちゃんとプロポーズしてよかった。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
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