先週末の卒業式の日・・・とってもうれしいことがあった・・・ [『ぶん★文★ぶん』]
先生という職業に就いて、もう25年以上の年月が過ぎている。
そんな中、先週土曜日の卒業式ではとてもうれしいことがあった。
ちょうど一年前、昨年の卒業式に送り出した卒業生と会うことができた。
今年の卒業生のちょうど一年先輩にあたる。
一年前の卒業式でもやはりピアノの演奏をさせていただき、
その夜には卒業生たちと宴会の機会があった。
2年課程の専門学校なので、卒業式を迎えるときは、3月の誕生日以外の学生は
皆お酒が飲める年齢になっている。
彼らとの付き合いは専門学校一年生のとき、即ち、彼らが18歳。
そして、二年生のときと二年間あった。二年間の付き合いとなる。
シャイな奴でなかなか人と話せない男子学生がいた。
しかし、試験になると、時々びっくりするほど優秀な成績をとることがあった。
でも、この学生がかわいくて仕方なかった。
なぜだかわからないが・・・・
そして、二年が経過して卒業式に至っても
その学生は就職を決めることができずにいた。
とても心配だった。
面接に出向いてもきっと性格上、はきはきと答えることはできなかっただろうし、
緊張とパニックが邪魔をして彼のよさをアピールすることは到底無理だとわかっていた。
それでも、彼なりに努力をし、就職活動には前向きだった。
何とか卒業するまでには就職を決めてほしかった。
確かに現代社会・・誰もが知るように・・・・
状況は良くなってはきたといわれているが、実際にまだまだ就職難は続いている。
卒業式後の宴会で、その学生に話した。
『先生はめちゃくちゃ心配だぞ!!就職が決まったらちゃんと知らせろよ!!』
そういって、宴会を後にして丸々一年会うこともなかった。
この一年で一度だけ『元気にしてるか?就職のほうはどうだ?』と
メールをしたことがある。
しかし、返信はなかった。
今年の卒業式当日のことだ。
卒業式を正午近くに終えて、一階の事務所に立ち寄り帰宅の準備をしようとしたときだった。
『福山先生、○○○○○クンという昨年の卒業生が先生に会いたいといって
学校に来ているということです。どこにいるかはわかりませんが、
先生、この学生を覚えていますか?』とたずねられた。
その○○○○○クンこそあの卒業生だった。
大急ぎで学校中を探し回った。
奴は校門の外でポツリと立っていた。
今年の卒業式当日ということもあって、ご父兄や在校生、卒業生で校門あたりはにぎわっていた。
『久しぶりだなぁ~。元気にしてるか?』
『あっ!はい。』・・・・・この一言がでるのにも以前どおり、若干時間がかかった。
そして、少し間を空けて・・・・・
『先生が就職が決まったら知らせろって言ったのを覚えていたので・・・』と続けた。
『決まったのか?』
『あっ!はい。』
『そうか、、、それは良かったなぁ~~!!』
『あっ!はい。』
相変わらず口数は少なく、自分に会った事で緊張度が一段と増しているようにも見えた。
『どこに決まったんだ?』
『あのぉ~~~・・・・あのぉ~~。』
『んっ??』
『トヨタ系列の企業で・・・』
『製造か?デスクワークか?』
『・・・・・・・・・』
『ん??・・・職種は?』
『メール作業です。』
『そうかぁ・・・。良かったなぁ。先生はめちゃうれしいぞ!!』
再び間を空けて・・・
『はい。』
当然、会話が盛り上がるわけではないのだが、とってもうれしかった。
わざわざ学校に電話をくれて、自分を探してくれたこともうれしかったし
卒業式というこの日に、そして、ちょうど一年前に卒業した卒業生が会いにきてくれて
就職の報告をしてくれた。
なんだか、心のそこから頑張ってほしいって思った。
良かった。。。。。その一言に尽きる。
卒業式がより一層素敵な一日になった。
そんな中、先週土曜日の卒業式ではとてもうれしいことがあった。
ちょうど一年前、昨年の卒業式に送り出した卒業生と会うことができた。
今年の卒業生のちょうど一年先輩にあたる。
一年前の卒業式でもやはりピアノの演奏をさせていただき、
その夜には卒業生たちと宴会の機会があった。
2年課程の専門学校なので、卒業式を迎えるときは、3月の誕生日以外の学生は
皆お酒が飲める年齢になっている。
彼らとの付き合いは専門学校一年生のとき、即ち、彼らが18歳。
そして、二年生のときと二年間あった。二年間の付き合いとなる。
シャイな奴でなかなか人と話せない男子学生がいた。
しかし、試験になると、時々びっくりするほど優秀な成績をとることがあった。
でも、この学生がかわいくて仕方なかった。
なぜだかわからないが・・・・
そして、二年が経過して卒業式に至っても
その学生は就職を決めることができずにいた。
とても心配だった。
面接に出向いてもきっと性格上、はきはきと答えることはできなかっただろうし、
緊張とパニックが邪魔をして彼のよさをアピールすることは到底無理だとわかっていた。
それでも、彼なりに努力をし、就職活動には前向きだった。
何とか卒業するまでには就職を決めてほしかった。
確かに現代社会・・誰もが知るように・・・・
状況は良くなってはきたといわれているが、実際にまだまだ就職難は続いている。
卒業式後の宴会で、その学生に話した。
『先生はめちゃくちゃ心配だぞ!!就職が決まったらちゃんと知らせろよ!!』
そういって、宴会を後にして丸々一年会うこともなかった。
この一年で一度だけ『元気にしてるか?就職のほうはどうだ?』と
メールをしたことがある。
しかし、返信はなかった。
今年の卒業式当日のことだ。
卒業式を正午近くに終えて、一階の事務所に立ち寄り帰宅の準備をしようとしたときだった。
『福山先生、○○○○○クンという昨年の卒業生が先生に会いたいといって
学校に来ているということです。どこにいるかはわかりませんが、
先生、この学生を覚えていますか?』とたずねられた。
その○○○○○クンこそあの卒業生だった。
大急ぎで学校中を探し回った。
奴は校門の外でポツリと立っていた。
今年の卒業式当日ということもあって、ご父兄や在校生、卒業生で校門あたりはにぎわっていた。
『久しぶりだなぁ~。元気にしてるか?』
『あっ!はい。』・・・・・この一言がでるのにも以前どおり、若干時間がかかった。
そして、少し間を空けて・・・・・
『先生が就職が決まったら知らせろって言ったのを覚えていたので・・・』と続けた。
『決まったのか?』
『あっ!はい。』
『そうか、、、それは良かったなぁ~~!!』
『あっ!はい。』
相変わらず口数は少なく、自分に会った事で緊張度が一段と増しているようにも見えた。
『どこに決まったんだ?』
『あのぉ~~~・・・・あのぉ~~。』
『んっ??』
『トヨタ系列の企業で・・・』
『製造か?デスクワークか?』
『・・・・・・・・・』
『ん??・・・職種は?』
『メール作業です。』
『そうかぁ・・・。良かったなぁ。先生はめちゃうれしいぞ!!』
再び間を空けて・・・
『はい。』
当然、会話が盛り上がるわけではないのだが、とってもうれしかった。
わざわざ学校に電話をくれて、自分を探してくれたこともうれしかったし
卒業式というこの日に、そして、ちょうど一年前に卒業した卒業生が会いにきてくれて
就職の報告をしてくれた。
なんだか、心のそこから頑張ってほしいって思った。
良かった。。。。。その一言に尽きる。
卒業式がより一層素敵な一日になった。
嬉しい~♪♪♪
素敵な一日になりましたね。
人と人とのつながりが希薄になってきているといわれますが・・・
掛けていただいた言葉を大切に受取っていた去年の卒業生君、今後が楽しみですね。
私もちゃんとしなくちゃ!(笑)
by ★もこ★ (2014-03-07 14:20)
わざわざ会いに来て報告なんてよほど知らせたかったんですね(^^♪
by アルマ (2014-03-07 17:34)
素敵なエピソードですね(*⌒▽⌒*)胸がぽっと暖かくなりました!自分も子どもに携わる仕事をしていたので、いろんなエピソードを思い出してしまいました(@^▽^@)でも★まっと★さんはほんとに素敵な先生なんですねヽ(^0^)ノ
by shinya (2014-03-07 21:30)
★もこ★ちゃん(●⌒∇⌒●)
(^オ^)(^ハ^)(^ヨ^)(^ウ^)(^ー^)
本当にうれしいことでした。
就職もなかなか難しい。。。。
でも、こうして一年間頑張って成果・・正社員採用はありがたいですね。
by ★まっと★ (2014-03-08 08:36)
アルマさん(●⌒∇⌒●)
おはようございます。本当に襲う思います。わざわざ学校に愛に来てくれる、そしてちょうど一年後に良い報告をくれるなんて・・
とっても幸せでした。
by ★まっと★ (2014-03-08 08:37)
★進也★(●⌒∇⌒●)
(^オ^)(^ハ^)(^ヨ^)(^ウ^)(^ー^)
本当にうれしかったよ。
先生になってもう25年以上経過していますが・・・最近ではこんなにうれしい気持ちになるなんて久しぶりです。
by ★まっと★ (2014-03-08 08:42)