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第22回★トゥレブル・クレフ★演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

第22回 ★トゥレブル・クレフ★演奏会
2011年10月29日
熱田文化小劇場

出演 : 福山 孝    飯塚 尚   久保 雄介
男性三人の楽しいコンサートとなりました。
色々なことをしましたよ!
o(*'▽'*)/☆゚'・:*☆
ピアニストが歌っちゃったり・・・・・・・

これからもこんな楽しい演奏会を開催できたらって思います。

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福山 孝  飯塚 尚

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久保 雄介  福山 孝

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久保 雄介  飯塚 尚

続きはここをぷちっしてください・・・★


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第21回★トゥレブル・クレフ★演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

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第21回★トゥレブル・クレフ★演奏会
2010年10月23日(土曜日
熱田文化小劇場

■プログラム
本島洋子(ソプラノ) 伴奏:福山 孝
   霧とはなした  作詞:鎌田忠良 作曲:中田喜直
   ねむの木の子守歌  作詞:美智子皇后陛下 作曲:山本正美
   歌劇ドン・ジョバンニより『さあ、この薬で』  作曲:モーツァルト
   聖なる都 作詞:ウィーザリー 作曲:アダムス

久保 雄介(トロンボーン) 伴奏:飯塚 尚 
   交響的小品  作曲:ギルマン

福井 千裕(ソプラノ) 伴奏:飯塚 尚
   からたちの花  作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰
   ラ・プロメッサ 作曲:ロッシーニ
   歌劇トゥーランドットより 『氷のような姫君の心も』 作曲:プッチーニ

■■■ 休憩 ■■■

清水 公明(クラリネット) 伴奏:飯塚 尚
   クラリネットのためのソナタより 第1楽章  作曲:バーンスタイン
   ウェストサイド・ストーリーよりSOMETHING COMING 作曲:バーンスタイン

久間 あゆみ(ピアノ)
   波を渡るパオラの聖フランシス 作曲:リスト 

福山 カレン  福山 孝 (ピアノ連弾)
   愛の三部作
     愛の喜び 愛の悲しみ 美しきロスマリン

福山 孝(ピアノ)
   幻想ポロネーズ 作曲:ショパン

★トゥレブル・クレフ★の演奏会ではここのところ名古屋・熱田文化小劇場が定着してまいりました。この劇場は自分にとってもとても深いつながりのある場所なので大好きです。
今回の★トゥレブル・クレフ★公演では第6回名古屋ピアノコンクールに入賞した前田響生君も出演予定でしたが、お母様が体調を崩され手術のため残念ながら出演することが出来ませんでした。
また、来年の出演を楽しみにしています。

今回、残念ながら前田響生君は参加できませんでしたが、前日、飯塚君より電話を頂、福井さんも体調を崩されているとのこと・・・
演奏会の尺のもんだいもあるものですから、他のプログラムを急遽用意したり、カレンへの出演依頼など。。。。ちょっとバタbatしてしまいました。当初からカレンは今回の★トゥレブル・クレフ★には参加予定がなかったのですが、前田君、福井さんがもしも出演できないとなったら、あまりにも尺が短くなりすぎてしまうので、とりあえず、カレンにも出要請をしたというのが実情です。
結局当日の朝、再び飯塚君からの連絡で福井さんの出演が決定。折角カレンも演奏する気になっていたので今回カレンとの連弾も演奏することになりました。11月には同じホール、同じピアノでの名古屋公演もひかえているので、リハーサルにもなるのでは・・ということでした。

当日は土曜日・・・午前中は小学校でのPCの授業がありました。カレンも英会話クラスが一つ。
その後、自宅で待ち合わせ、食事をしてから稽古。
午後3時過ぎに写真担当の蜂須賀君が迎えに来てくれて、一緒に熱田文化小劇場へ向かいました。
一応5時をめどにメンバーが集まってきました。
飯塚君、久保君、清水君、久間さん、本島さん、福井さん、そして我々。。。

とにかく5時30分より出演順にリハーサルを組みました。
何とか全員(自分のソロ以外はリハーサルできたようで、よかったです。)

定刻に演奏会はスタートしました。
本島さんのソプラノから。

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続きまして久保君と伴奏の飯塚君

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前半最後は福井さんと伴奏の飯塚君

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休憩を挟みまして
清水君と伴奏の飯塚君

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後半2番手は久間さん

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連弾の我々

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最後は★まっと★さんのソロ

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こうして無事に第21回★トゥレブル・クレフ★演奏会を終了することが出来ました。
次回の★トゥレブル・クレフ★演奏会予定は下記の通りです。

第22回★トゥレブル・クレフ★演奏会
2011年10月29日(土曜日) 19時開演
熱田文化小劇場

***************************

一人でも多くの皆様にクラシック音楽を身近に感じていただきたいという思いは、自分の心の中で常にうごめいています。この活動もすでに21回のコンサートを重ねてまいりました。★トゥレブル・クレフ★では一年を通して出演者を募集しております。★まっとらんど★のメールフォームよりまずはお問い合わせください。

★まっとらんど★メールフォームはこちらから←←
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第20回 ★トゥレブル・クレフ★演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

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第20回★トゥレブル・クレフ★演奏会は2009年9月26日PM7:00より熱田文化小劇場にて開催されました。
今回の出演は第1部では名古屋ピアノコンクールの過去の入賞者達によるピアノ演奏。佐藤慶知、前田響生、川崎恵、蟹江紀子がそれぞれの素晴らしい演奏を聞かせてくださいました。
第2部では清水公明のクラリネット(伴奏:飯塚尚)、久保雄介のトロンボーン(伴奏:飯塚尚)、飯塚尚のピアノソロ、最後に福山孝のピアノソロというプログラム。
自分にとって今シーズン最初の演奏会でしたが、ここのところ色々な出来事が重なり、精神状態の安定を維持することがかなり大変でしたが、飯塚君のサポートもあり非常にスムースに進行していきました。
これから10月、11月と演奏会が続きます。自分のテンションを維持しながら何とかこのシーズンを駆け抜けたいと思います。


演奏会画像はここをぷちっしてください・・・★


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第19回★トゥレブル・クレフ★演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

♪第19回★トゥレブル・クレフ★演奏会
2008年09月26日(金)午後6時30分開演 熱田文化小劇場(名古屋・熱田)
The 18th Treble Clef Concert
26th Sep. 2008 at 6:30 Atsuta Theatre (Atsuta Nagoya)
■プログラム■
久保 雄介(トロンボーン)
   トロンボーン協奏曲より 第1楽章/L.グレンダール
   「瞳」~トロンボーンとピアノの為の~/山下 康介
福井 千裕(ソプラノ)
   「つばめ」から“ドレッタの素晴らしい夢” /プッチーニ
   「夢遊病の女」から“ああ、信じられない” /ベッリーニ
清水 公明(サックス)
   Out of the cool /D. Heath
   カヴァティーナ /S. Myers
飯塚 尚(ピアノ)
   幻想舞曲集 作品22より 第3曲「饗宴」 /J.トゥリーナ
福山 孝(ピアノ)
   月の光 /ドビュッシー
   亜麻色の髪の乙女 /ドビュッシー
   熊蜂の飛行 /コルサコフ
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■演奏会レポート
数えてみればもうすでに19回目を迎えている★トゥレブル・クレフ★の演奏会です。当初は年に三回の演奏会を企画していましたが、最近では一年に一度のペースで演奏会を開催しています。今回も開場は熱田文化小劇場。実はここのところ自分のことで精一杯だったこともあり、出演者の皆さんには多大なご迷惑をおかけしてしまったこと、申し訳なく思っております。今回の参加者はトンボーンの久保雄介くん、初めて★トゥレブル・クレフ★に参加してくださった福井千裕さん、そしてサックスの清水公明さん、昨年、独立したいようサウンドファームを解説した飯塚尚くん、そして自分という5人のメンバーでした。演奏会そのものの長さはありませんでしたが、各自が当日までに暖めてきた作品を精一杯演奏しました。今回から★トゥレブル・クレフ★の演奏会は無料の演奏会とさせていただくことになりました。

演奏会当日、自分は当初の予定では午後3時10分まで学校で講義をして終了後に開場に駆けつける予定でした。ところがこの週末が学園祭とのことで、授業はカット。よって、朝から稽古することが出来たわけです。自宅にこもり久々に充実した稽古の時間をすごしました。この数週間、札幌の往復やら何やらと自分のことで精一杯になっていたので、プログラムの印刷も出来ていませんでした。稽古をしながら印刷、そして衣裳などをパッキングして、午後二時には家を出てみたものの・・・結局、印刷したプログラムを自宅に置き忘れてしまうといたt始末・・・。なんとも情けない状態でした。
飯塚君と久保君が午後1時には楽屋入りして他のメンバーを待っていてくれたので自分は何気に安心してしまったのかもしれません。一旦引き返してプログラムを手にとって、会場に向かいました。4時30分からステージでのリハーサル。最初にピアノに触らせていただき、その後は開演まで自分アh練習室に子守稽古しました。実際、演奏会当日のリハーサルはほとんど楽器に触らないのが自分のスタイルでしたが、実際問題、今回は本当に時間が足りなくて、自分の思う演奏までになかなか到達できていませんでした。演奏会当日の稽古は本当に充実していて、暗譜まで何とかこぎつけることが出来ました。
予定時間に開演し、まず最初は久保君のトロンボーン、伴奏は飯塚尚君で管楽器ならではの迫力のアルトロンボーンの響きでした。二人の男性がダークスーツでの登場です。とてもシックな感じでステージに落ち着きを感じます。そして、今回初めて★トゥレブル・クレフ★に参加してくださった福井千裕さんのソプラノ。とても美しい歌声でソプラノらしい楽曲を披露してくださいました。衣裳はワインカラーのとてもフェミニンなドレスでの登場。今回の演奏会では唯一の女性の出演者。花を飾ってくださいました。岐阜同士ということで伴奏は飯塚君でした。前半の最後は清水公明さんのサックスで二曲。有名な楽曲を選んでくださってお客様も楽しまれたのではないでしょうか。いつも黒い衣裳が多い公明さんですが、今回は白のジャケットでとても粋なステージを見せてくださいました。
公演はピアノの演奏となりますが、最初に飯塚尚君の演奏。スペインらしいリズムと今回すばらしかったのは正確なタッチと間のとり方。とてもすばらしい演奏だったと思います。難しい題材に取り組んでいたのですが、きれいに仕上がってくれました。演奏を終えてステージすそで待つ自分にくれた笑顔は満足度を象徴していたように思います。本番が始まって彼自身のソロ演奏まで伴奏が三人続き、かなり大変だったことでしょう。休憩の跡にすぐにソロを演奏しなければなりませんでしたから、精神的にはかなりきつい本番だったに違いありません。
飯塚君の演奏が終了し、最後に自分の演奏です。ドビュッシーの作品から『月の光』と『亜麻色の髪の乙女』、そして、コルサコフの『熊蜂の飛行』と続きました。『つきの光』が一番今回の問題の楽曲で、暗譜がおぼつかないままという状態で当日を迎えてしまった自分・・・・しかしながら一日かけての稽古はしっかり成果がみられたようです。一箇所、ちょいと音に迷いがあり、指が正しい音に行かなかったのですが、それ以外は録音を聞いても自分の音色が出ていたし、音楽表現の面でも自分の演奏が出来ていたようです。『亜麻色の髪の乙女』は今までにも何度も演奏してきている楽曲ですが、ドビュッシーが二曲続くと重たくなりすぎないようにと気をつけました。ミスがまったくなかったわけではありませんが、満足のいく演奏でした。終局の『熊蜂の飛行』はここのところ良くいろいろなピアニストが取り組んでいる楽曲です。コルサコフの作品ですが、ラフマニノフが編曲しています。最初から最後までを通して右手が一度もとまることのない作品なので、ひとつ間違えてしまうとどこにも戻れないという恐怖感がありました。ぽろぽろとミスタッチをしながらも何とかとまることなく最後までたどり着き、音楽的表現としては満足のいくレベルまで仕上がっていたと思います。後は11月の秋のシリーズまでに正確さをしっかり稽古しておかなくてはいけません。残念ながら★カレン★も会場に間に合えば・・と思っていたので、胃c章も全て用意しておいたのです。しかし、★カレン★は仕事の関係で終演までに会場に到着することが出来ませんでした。とても残念でした。
このような形で第19回目の★トゥレブル・クレフ★公演を終了することが出来ました。来年の20回目のコンサートは同じ熱田文化小劇場にて2009年9月26日を予定しています。たくさんのお客様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
★トゥレブル・クレフ★主宰 : 福山 孝
撮影 : 蜂須賀 宏明

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第18回★トゥレブル・クレフ★演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

♪第18回★トゥレブル・クレフ★演奏会
2007年12月07日(金)午後6時30分開演 熱田文化小劇場(名古屋・熱田)
The 18th Treble Clef Concert
7th Dec. 2007 at 6:30 Atsuta Theatre (Atsuta Nagoya)

■プログラム
福山 孝 (ピアノ)
 ワルツ第6番&第7番・・・ショパン

本島 洋子 (ソプラノ)
 ラ・ボエームより「私の名はミミ」・・・プッチーニ
 ちんちん千鳥・・・北原白秋/詩 近衛秀鷹/曲
 泣きぬれて・・・Joaqin Prieto 
 はにゅうの宿・・・ビショップ
 家路・・・ドボルザーク

守矢 花梨 (ピアノ)
 左手のための2つの小品op.9・・・スクリャービン
 シャコンヌ・・・バッハ=ブラームス

飯塚 尚 (ピアノ)
 ウィーンの謝肉祭の道化より

清水 公明 (クラリネット)
 恋は魔術師より 
   ~パントマイム~ ~愛の悩みの歌~・・・ファリャ
 ヴァカンス・・・ダマース

山根理恵 (ピアノ)
 水の国・・・山根理恵
 「ラ・カンパネラ」・・・F.リスト 
 虹色に染まる二人・・・山根理恵
 クープランの墓より「トッカータ」・・・M,ラヴェル

福山 孝 & カレン(ピアノ連弾)
 くるみ割り人形より「花のワルツ・・・チャイコフスキー
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■第18回★トゥレブル・クレフ★演奏会レポート
今年は一回しか開催できなかった★トゥレブル・クレフ★演奏会。レギュラーメンバーに加え、今回は第三回名古屋ピアノコンクール最優秀賞を受賞した守矢花梨さんの演奏をはじめ、東京からは山根理恵さんも出演していただき、自作作品をご披露いただきました。盛り沢山で非常に満足のいく演奏会内容でした。
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トップバッターは今回は★まっと★自身で秋のプログラムからワルツを2曲演奏しました。今年のツアーでも演奏してきた楽曲で、板の上でもかなり落ち着いている自分を感じることができました。思うような表現ができたと思っています。
今回の会場はJR、名鉄、バス、地下鉄などアクセスは非常に良い環境の場所にあるのですが、JRの人身事故があったとのことで若干お客様の出足に影響したようです。
★まっと★の衣装はシルバーグレーの燕尾服!

続いて★洋子ママ★の登場です。今回は黒に花柄という、とてもジプシーを思わせるような素敵な衣装で登場された★洋子ママ★。伴奏は★まっと★が担当させていただきました。★洋子ママ★はリハーサルの段階から非常に調子がよく、声の飛びも好調でした。本番でもその声力は維持されて、いつもよりもパワフルな★洋子ママ★の歌唱を同じステージの上で楽しみました。今年は★洋子ママ★にとって、のどの手術、声が出なくなるかもしれないという不安との戦いなど、多くのつらい思いをされたはずなのに、その思いをすべて勢いに乗せてすばらしい演奏でした。
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愛知県出身の大学生ピアニスト守矢花梨ちゃんは今年の★まっと★が主催する名古屋ピアノコンクールの最優秀賞を受賞された方です。午後まで東京で大学があり、その後、名古屋に移動され会場入り。すぐにリハーサル、そして前半最後の出演者として立派な演奏をしてくれました。体調が今ひとつとのことでしたが、コンクールで聴かせていただいたときよりも熟考されて音楽そのものの方向性がとてもしっかり感じられるすばらしい演奏でした。今回の出演者の中では最も若い花梨ちゃんですが、真っ黒でシックな衣装は華美ではなく落ち着いた雰囲気と音楽への愛情を感じさせます。花梨ちゃんの演奏後、休憩へ・・・
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後半に入る前にちょっとだけ面白い企画。。。突然ではありましたが、リコーダーを演奏しました。しかもステージを行進しながら・・・・もちろん、行進団長はわれらが★えりりん★・・・・このためだけにワインレッドのドレスを着用する★えりりん★はさすが幼児指導のスペシャリストだけあってすばらしい行進?を見せてくれました。行進要員は★たいよう★ちゃん、★まっと★、★くぃーん★(山根)、★ゆーすけ★(久保)、★こーめー★ちゃんです。

ちょっとした余興でしたがなかなか素敵なものですね。ピアニストの★まっと★たちにはこのような合わせものに参加する機会は少ないので、当日練習、リハーサル、本番、、、というハードスケジュールでしたが、とっても愉しい時間でした。
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行進の後は後半がスタート。トップバッターは当日に誕生日を迎えた★たいよう★ちゃん(飯塚尚)。★まっと★がシューマンでも演奏してみたら・・・とアドバイスをしたのがもうかれこれ一年ほど前のこと。それから仕事と稽古、また、セルフエンプロイへの第一歩など彼自身の生活の中でも大きく変化があったこの一年、そしてピアノ演奏にもその取り組みへの姿勢が現れていたように感じました。確実に大きなコードでもつかみ、高度な技術を要するパートも確実にすべての音を表現する姿勢が演奏の中にありました。今回の演奏会のためにかなりの努力があり、今までの飯塚尚というピアニストとは大きくステップアップした彼の姿を見て、とても感動しました。これからの活躍がとても楽しみです。

★たいよう★ちゃんのピアノソロの後は★こーめー★ちゃんのクラリネット。地味でありながらも奥に秘めた華やかさを持つ素敵な楽曲を二曲披露してくれました。二曲とも楽器を替えて演奏してくれたことにより、お客様にも音のバリエーションやクラリネットという楽器のソロの美しい響きをお届けできたのではないでしょうか。通常、ソロで活躍するピアノのような楽器ではないだけに、我々演奏家であっても客観的に聞かせていただけた今回の機会は一層の勉強になります。楽器固有の音色をメロディーから感じ取れることはオーケストラの中の一部ではなく、その楽器を知る上で大切なことです。★こーめー★ちゃんのクラリネットの伴奏は★たいよう★ちゃんが担当でした。
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そして今回初めて★トゥレブル・クレフ★の演奏会に参加してくださった山根理恵さんの登場。東京からかけつけてくださった山根さん(★くぃーん★)は黒い和風柄のドレスで登場。リストやラベルの大曲ならびに、コンポーザー・ピアニストと彼女自身がご自身を呼ばれるように、すばらしい二つの自作作品を名古屋で披露してくださいました。彼女とは東京オペラシティーでの楽屋ではじめてお会いして以来、機会があるごとにご一緒させていただいています。パワフルな彼女の演奏には誰もが感動したのではないでしょうか。
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最後は★カレン★と★まっと★のチャイコフスキー「花のワルツ」です。★カレン★は二週間前の名古屋公演ではウェルカムドレスとして着用したライトブルーのチャイナカラードレス。この一ヶ月間、★カレン★と一緒に全国を回り、ひとしきり演奏してきた楽曲なので、とても落ち着いて演奏することができました。★カレン★自身も余裕を持って演奏ができたのではないでしょうか。しかしながら途中、やはりアクシデントが起きました。★カレン★が楽譜を二ページ一緒に捲ってしまったのです。実際にツアー中でも起こったアクシデントでしたが、今回の★カレン★は落ち着いていました。捲ってしまった二ページにすぐに気がつき、一ページを元に戻してくれたんです。あまりにも落ち着いている★カレン★に★まっと★は噴出しそうになってしまい笑顔が出てしまいました。少々のアクシデントに動じない★カレン★は堂々とした様子で楽曲最後までを確実に演奏しました。我々自身も満足のいく演奏ができてうれしく思いました。

来年も同じメンバーで★トゥレブル・クレフ★の演奏会が開催されます。9月26日(金曜日)午後6時半より。
すばらしいメンバーたちに出会えたことに感謝し、これからもライフワークのひとつとして★トゥレブル・クレフ★の活動を全国に浸透させていきたいと考えています。

ご来場くださったお客様、そして、出演者の皆様に深く感謝し、今年最後の演奏会を無事に終了できましたことを心からうれしく思っています。
★トゥレブル・クレフ★主宰 : 福山 孝
撮影 : 蜂須賀宏明


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第17回トゥレブル・クレフ演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

第17回トゥレブル・クレフ演奏会 名古屋公演
2006年12月1日(金) 
午後6時30分開演 
熱田文化小劇場(名古屋・熱田)

■プログラム
1 波を渡るパオラの聖フランシス    リスト
 飯塚 尚(ピアノ)

2 きらきら星変奏曲    モーツァルト
 平手 佑季(ピアノ)

3 なぐさめ メンデルスゾーン
 ロマンス チャイコフスキー
 ワルツ - スケルツォ    チャイコフスキー
 萩澤麻美子(ピアノ)

4 バラード     リード
 清水公明(アルトサックス)
 飯塚 尚(ピアノ)

5 ねむの木の子守歌 美智子皇后/作詞
 「ヘンゼルとグレーテル」より 夕べの祈り    フンパーディンク
 私を泣かせてください    ヘンデル
 本島洋子(ソプラノ)
 福山 孝(ピアノ)

6 ルーマニア民族舞曲   バルトーク
  1.棒踊り
  2.飾り帯をつけて踊る
  3.足踏み踊り
  4.ブチュムの踊り
  5.ルーマニア風ポルカ
  6.急速な踊り
  ノクターン(叙情小曲集Op.54より)    グリーク
  プレリュード(ピアノのためにより)    ドビュッシー
 葛巻理沙(ピアノ)

7 蚤のワルツ    ランゲ
 美しきロスマリン ク   ライスラー
 福山カレン(1st ピアノ)
 福山 孝 (2nd ピアノ)

8 幻想ポロネーズ    ショパン
 福山 孝(ピアノ)
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□演奏会レポート
12月1日、★トゥレブル・クレフ★の演奏会が
熱田文化小劇場において開催されました。
★まっと★は午前中はお仕事がちょうど休講でした。
朝からピアノに向かい、
★まっとらんど★の掲示板やメールの返信を
済ませました。
午後、飯塚君が自宅に迎えに来てくれました。
飯塚君がサックスの清水さんと一緒に来てくれたので、
3人で熱田のパスタをランチにいただきました。
当日の調律はいつもどおり宮北のてっちゃんです。
てっちゃんは午後1時には調律に入ってくれていました。われわれがホールに到着したのは3時前で、
あと少しで調律も終わるといった感じでした。
もうすでに萩澤さんも到着されていたので、
調律がアップしてから順番にリハーサルに入りました。
洋子ママも電車の時刻どおりに会場に到着され、
今回は長野からの参加がお二人で、
岐阜がお二人、
そして名古屋からのメンバー構成でした。
宮北てっちゃん・・・体調が今ひとつとのことで、
今回の調律では無理をして出てきてくれました。
しかし、熱もあるとのことで、
本番終了までいつもは付き合っていただくのですが、
今回は早めにあがって、
お医者様に診ていただくようにしてもらいました。
でも、ピアノの音色は大変輝いていました。

午後6時の開場予定でしたが、
お客様も少々早めに到着されていたようなので、
15分ほど早めに開場しました。
定刻に幕を開け★まっと★のMCでお客様にご挨拶。

最初は飯塚君。
飯塚君のリスト・・・
彼もこの一年本当に多忙極まりない日々を
送っている中、
よく譜面を読みきったと思える演奏でした。
演奏会前に彼自身も出張が続き、
なかなかレッスンの時間も取れなかったのですが、
、リハーサルでの若干のアドバイスをしました。
しっかり把握してくれたようでとてもうれしく思いました。男性らしい深みのある音色を聞かせてくれました。
多忙のため若干体重を落としていた飯塚君、
健康には気をつけてほしいと思っています。

続いては、今回初参加の平手さん。
今年の名古屋ピアノコンクール終了後から
★まっと★のお弟子さんとして
レッスンに来てくれています。
コンクールでも演奏した楽曲を今回の演奏会で
披露してくれたのですが、
名古屋ピアノコンクールの
入賞者によるコンサートのときとは
まったく違った仕上がりの「きらきら星変奏曲」でした。
一週間前のレッスンで弾き慣れの所為か、
リズムのずれなどが生じてしまったので
非常に心配していたのですが、
レッスン時に稽古の方法などの指導をしました。
この一週間本当に良い練習を続けたのでしょう。
リズムも正確に、テンポも上がり
とても成長が見られる演奏でした。

続いては萩澤さんの登場です。
彼女も名古屋ピアノコンクールのあと、
レッスンに来てくださっています。
今回の楽曲を選ばれて、
各レッスンごとにとても素晴らしく成長をされました。
メンデルスゾーンの短い楽曲から
プログラムは展開され、チャイコフスキーへ。
ワルツ-スケルツォでは
最後のレッスンで非常にテンポが上がりすぎ、
鍵盤の奥深くまでタッチが行き届かない部分が
見られたので、テンポに音を合わせるのではなく、
音の素材を生かしてテンポを決定するように
お話しました。
ラストコーダの部分では
大きなコードの連続があるのですが、
音量調節や、広いコードを性格にひとつずつつかみ、
美しい音色でエンディングを迎えられた萩澤さんは
素敵な笑顔で舞台すそに戻っていらっしゃいました。

前半最後はサックスの清水さん。
清水さんも初めての★トゥレブル・クレフ★参加でした。飯塚君のピアノ伴奏で
バラードを素敵に演奏してくださいました。
リハーサルでは少々サックスとピアノの音の高さに
微妙な差を感じましたが、
本番ではとても美しく
サックスの音色が会場に響き渡りました。
洋子ママと同じく長野から参加の清水さん。
素敵な演奏を本当に有難うございました。
楽屋でのお話も楽しく
★トゥレブル・クレフ★の新しいメンバーとして、
これからも是非、ご参加ください。
また、★トゥレブル・クレフ★長野公演も、
また実現したいですね。
o(*'▽'*)/☆゚'・:*☆
素敵な音楽を本当に有難う。

ここで10分ほどの休憩をいただきました。
後半トップバッターはわれらが洋子ママ。
今回はクリーム色に
大きなお花をあしらったドレスの洋子ママ。
★まっと★と合わせる時間もあまりなかったため、
★まっと★自身、とても緊張していたのですが、
洋子ママがとにかく気持ちよく歌っていただければと、
それだけを考えて伴奏をさせていただきました。
洋子ママの歌声は★トゥレブル・クレフ★演奏会の
回数を重ねるごとにとても張りがあり
美しく響いています。

美智子皇后が秋篠宮伝家がお生まれになったときに
発表され、山本直純氏の奥様であられる山本正美氏が
曲をつけられた「ねむの木の子守唄」では、
リハーサルのときから、どうしても★まっと★が一箇所
音を間違えてしまうところがあり、
そこを気をつけて本番でも演奏していたのですが、
やっぱり間違えてしまいました・・。
大きなミスではないのですが、
若干、ママが歌いにくいのでは・・と、
悔やまれてなりません。ゴメンナサイ・・・。
楽曲はオペラ、ヘンゼルとグレーテルより
「夕べの祈り」へと進みます。
この楽曲は長野でも一度洋子ママと
アンコールで演奏しています。
洋子ママの美しいソプラノの声がトップノートまで
しっかり出ていたのが印象的です。
プログラム最後は某酒造メーカーのCMでも流れる
「私を泣かせてください」という楽曲。
この楽曲もおぺらのありあですが、
魔術師にとらわれた女性が恋人を思い、
切なく嘆くアリアです。
「涙のながれるままに」という邦題もあります。
語りの部分は省略し、ピアノの前奏から始まり
ソプラノが入ってくるという形で仕上げました。
切々と歌い上げる洋子ママの声に、
ステージ上の★まっと★もとても感動しました。

続いては葛巻さんのピアノです。
バルトークのルーマニア舞曲は
民族性のある音使いの中に個性を織り込む難しさが
あるのですが、呼吸や間の取り方など、
いろいろと自分で試行錯誤しながら
作品と向き合っていた葛巻さん。
ステージでは良い形で
表現できたのではないでしょうか。
さらに、続くグリークでは切ないノクターンが
高音の美しいトリルとともに表現され、
バルトークの力強さの印象から比べると
とてもまろやかで比較演奏の真髄を感じました。
また、終曲に選んだプレリュードでは
本番前のレッスンよりもテンポをかなり上げて
仕上げていました。
しかしながら、崩れることもなく最後までその緊張を
維持できたことは素晴らしいことだと思います。
これからがとても楽しみです。

演奏会も終盤を迎えます。
★カレン★は本番当日、ごご4時過ぎまで
学校での仕事があり、ホールに到着したのは
開場数分前という状態。
当日出勤したのはちょっと距離のあるところだったので
朝も6時には家を出ていた★カレン★です。
当然、ホールにたどり着いた時の★カレン★は
疲労困憊状態のはずですが、
まったくそういう表情をせず、
元気に楽屋に入ってきてくれました。
前半は舞台袖で、ほかの出演者の演奏を
聴いていたっ★カレン★。
休憩に入り、衣装を身に着けました。
衣装をまとうと、そこにはピアニストとしての
★カレン★の顔がうかがえました。
真っ黒の衣装で背筋を伸ばす★カレン★。
とても美しかったです。

今回のプログラムは秋のシリーズで
演奏をしてきた「蚤のワルツ」と「ロスマリン」
★カレン★は当日のピアノを触らずに
ぶっつけ本番ですから、最初の音を出した瞬間に
自分のイメージとは異なった音が鳴り、
かなり緊張感が走ったようです。
しかしながらそのような表情はひとつもせずに
淡々と演奏する★カレン★。
プロらしい笑顔とともに二曲を弾きあげました。
★まっと★との連弾でしたが、
余裕の演奏といった感じでした。

最後は★まっと★の幻想ポロネーズ。
決してベストの演奏ではなかったと思うのですが、
リハーサルでは驚くほど、暗譜がぶっ飛んでしまい
かなりあせっていた★まっと★です。
午前中の稽古では非常に良い感じでもあったので
ある意味、安心していたのですが、
それがいけなかったのか、リハーサルでは
かなり凹んでしまいました。
しかしながら本番の板にあがると
それが良い緊張感に変わったのでしょう。
出足のコードとアルペジョからかなり良い感じで
楽曲に入り込むことができました。
その後、暗譜の不安な箇所を通過するたびに
なんとなくテンポが上がってしまったように思います。
こういうことはしっかり覚えているものなんですねぇ。
とにかく、きつい本番であったのは事実ですが、
何とか最後まで楽曲を弾き通すことができました。

こうして、2006年の★トゥレブル・クレフ★演奏会も
すべて終了しました。
これからも★トゥレブル・クレフ★を
よろしくお願いいたします。
いろいろなクラシック音楽を、皆様のお近くに
感じていただけたらとてもうれしく思います。

そして、演奏者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
2007年もがんばりましょう!
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第16回★トゥレブル・クレフ★演奏会 [★トレ・クレ★演奏会]

第16回★トゥレブル・クレフ★演奏会 長野七夕公演 
2006年07月07日(金)
午後6時開場 午後6時30分開演 
長野県民文化会館小ホール(長野) 入場料 1000円


今回の長野遠征は七夕長野公演ということで、
最後にはお客様とご一緒に「たなばたさま」を大合唱★


■プログラム
ソプラノ:本島洋子 (伴奏:飯島優子)
歌曲集「愛する歌」 
作曲/木下牧子 作詞/やなせたかし
 誰かが小さなベルをおす
 ロマンチストの豚
 雪の街
 ユレル
 さびしいかしの木

ヴァイオリン:毛利幸子 (伴奏:鹿田香里)
平城山  作曲/平井康三郎
浜辺の歌  作曲/
おぼろ月夜  作曲/岡野貞一

ソプラノ:本島洋子 (伴奏:飯島優子)
 「胸に平和の光が」KV.152(120a)
 作曲/モーツァルト
 作詞/不詳
 「天があなたを私に返して下さる今」
 KV.374
 作曲/モーツァルト
 作詞/ジョバンニ・デ・ガメッラ

ヴァイオリン:毛利幸子 (伴奏:鹿田香里)
マリア・マリ  作曲/カプア
おまえが欲しい  作曲/サティ
愛の悲しみ  作曲/クライスラー

ソプラノ:本島洋子 (伴奏:飯島優子)
モーツァルトによる作品
 夢に見る姿 KV.530
 さあ、この薬で KV.527
 愛の神よ ご覧ください KV.492
 別離の歌 KV.519

福山 孝(ピアノ)
ピアノソナタ KV,545 作曲/モーツァルト
幻想曲ニ短調 KV.397 作曲/モーツァルト
バラード3番 Op.47 作曲/ショパン

福山 孝アンコール
エリーゼのために 作曲/ベートーヴェン
ノクターン第2番 作曲/ショパン

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◇演奏会レポート

今回は★トゥレブル・クレフ★の新しいメンバーが長野から
参加をしてくださいました。勿論、長野といえば我々
★トゥレブル・クレフ★のメンバーが誰でも★洋子ママ★と
お呼びしているソプラノの本島洋子さんが中心には本当に
この演奏会のためにご尽力いただきました。
ありがとう♪(#^ー゚)vございました。
★トゥレブル・クレフ★の遠征も今回で三回目。名古屋から
飛び出すことはとても大変なことです。しかしながら多くの
サポートをしてくださる皆さんのお力をお借りしながら、兵庫、
岐阜、そして今回の長野と三度目の遠征を続けることが
出来ましたこと、とてもうれしく思っております。


今回の演奏会のために★まっと★は告知をかねて
NHK長野放送局での番組に生出演をさせていただきました。
7月5日のことで、そのまま長野にステイも考えたのですが、
自宅での稽古、名古屋での仕事などもあり番組出演後、
名古屋に帰ってまいりました。そして、7日(本番当日)の朝に
名古屋を出発し、長野に向かいました。
今回も運転は親友の★ピロピロ★こと蜂須賀宏明君に同行を
お願いし、運転のほとんどを任せてしまいました。・・・というのも、
自分の腰痛の状態が非常によくなく、とても自分一人で
全行程を運転できる自信がなかったのも事実ですし、
一人旅は寂しいじゃないですかぁ・・・
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
この一週間はとても多忙な日々が続いていましたので床屋に
行く時間もありませんでした。そこで、7日の最初の用事は床屋。
通常9時オープンの店で8時半に無理に予約を入れ、散髪をして
もらいました。★まっと★だけではなく、★ピロピロ★も散髪完了★
その足で、名神に乗り中央道から長野道へ。
約3時間半ほどで長野市に到着。
自分のリハーサルは4時半とのことだったので、一旦ホテルに
チェックインして、一時間ほどのんびり。
それから会場に向かいました。何気に同行した蜂須賀君が自分に
「緊張してきた。」と一言。★まっと★は「はっ???弾かないじゃん、
弾くのは俺じゃん。どうしてきんちょうするの・・??」と一笑★
長野は大きな町ではないので、さほどの時間もかからず会場に到着。
他の出演者の皆さんにご挨拶をさせていただき、
調律師の米山さんにもご挨拶。
ここ数年の間に長野での本番、テレビ出演など、すべて米山さんの
調律にお世話になっています。彼の調律技術の素晴らしさは
サイト内『ぶん★文★ぶん』の№27にあるベーゼンとの再会において
限りない力を貸してくれたことでもおわかりいただけると思います。
そして、★まっと★のリハーサルスタート。
腰痛がかなり厳しい状態であったので、衣装を着けてのリハーサル
というわけにはいきませんでしたが、靴の確認だけはしたかったので
本番用の靴でペダルの確認。音の確認。
今回のピアノはスタインウェイ。
けっして新しい楽器ではなくオーバーホールを二年ほど前に
施したとのこと。状態はかなりよく感じられました。安定度も高く、
会場の大きさからするとB型でも十分に音が飛ばされていたように
思いました。スタインウェイといえばD型が一般的でしょうが、会場の
サイズやホールの造りによって、適当なサイズというのは
絶対に存在します。素晴らしいつや消しの楽器でした。
珍しいことですが、いつもリハーサルには時間をかけない自分では
ありますが、モーツァルトは今年いっぱい持ちまわる作品に
なりますので、自分なりに暗譜の確認や、音の跳ね方等をしっかりと
熟聴し、納得のいくリハーサルになるよう若干、時間をかけました。
暗譜は問題なく、指の運びもなかなか悪くはなかったように思います。
そして、衣装を着けて本番を待ちます。
お客様の入りがどうしても気になる自分でしたが、お客様が次から次に
入ってくださって、★洋子ママ★や毛利さんたちがどれほど真剣に
このコンサートに取り組んでくださったのかが心を打たれるほど
感じられました。メンバーがチケット一枚ずつを大切に販売し、
そしてお客様がその心を受け取ってくださって足を運んでくださることは
本当にうれしいことだと感じました。

定刻通り、6時30分に開演になり、★洋子ママ★の日本歌曲を
舞台の横でじっくりと聞かせていただきました。
★洋子ママ★の衣装は明るいグリーンのスレンダードレス。
伴奏の飯島さんは白のブラウスにとてもおしゃれなパンツを
あわせていらっしゃって、伴奏者らしくありながらも
指の先から表現されるその素晴らしい音楽性にのって、
★洋子ママ★の歌唱も本当に素晴らしいものでした。
ここまで、このコンサートのために打ち合わせや、細々とした
雑務をこなされ、この日を迎えられた喜びが歌を通じて我々や
お客様に届いたことは言うまでもありません。
そして毛利さんのヴァイオリン。ネイビーブルーのドレスに
身を包まれた毛利さんは繊細ながらもエネルギッシュな演奏で
初めてヴァイオリンの演奏を耳にするお客様も
いらっしゃったでしょうが、ヴァイオリンの音色の素晴らしさを誰もが
感じることが出来たと思います。伴奏の鹿田さんは真っ黒のドレスに
黒いボレロというシックないでたちで淡々と毛利さんの音色に合わせて
伴奏を奏でてくださいました。

前半のプログラムは★洋子ママ★と毛利さんが素晴らしい演奏で
後半の★まっと★の演奏につなげてくださいました。

10分の休憩を挟んで★まっと★の出番。
黒の燕尾服に身を包んだ★まっと★。実は腰痛はかなりの限界まで
達していて、恥ずかしい話ですが、座薬と錠剤の両方で痛みを抑え、
板にあがることになってしまいました。不本意ではありますが、板の上で
お客様に失礼な表情が出るのはプロとしてとても自分自身が許せないと
考えたからです。
板に上がる前の緊張感もリハーサルでの確認のためか、さほど大きな
ものでもなく、スムースに気持ち的にもいたにあがることができました。
モーツァルトのソナタはピアノ学習者が誰でも一度は演奏したことが
あるであろう楽曲。ハ長調でありながらも繊細に演奏すること、そして
自分らしさを誇張しすぎないように気を配りながらも★まっと★ならではの
モーツァルトを堪能していただきたかった。
若干のミスはありましたが、自分の出す音をよく聴きながら満足のいく
演奏が出来たと思っています。
そして二つ目の作品も同じくモーツァルト。「幻想曲」という作品ですが、
ひとつの短編の作品の中にドラマチックに、そしてオペラチックに
仕上げられたこの作品は研究を重ねて、自分らしさを表現できる、
どこかしらロマン派的な音使いや荘厳なアルペジョに気を使いながら
エンディングを迎えたとき、あららららぁ~~~~。。。
不穏な音が出てしまいました。最後のコード以外はかなりいい感じで
楽曲が進んだにもかかわらず、★まっと★的には最後の2小節に
神経の集中力が寸断してしまったことを非常に残念に思っています。

基本的に★まっと★のモーツァルトは必ずしも誰もが思うものでは
ないかもしれません。それでもピアニスト:福山 孝のモーツァルトは
一種独特だと感じていただければそれで自分の演奏の存在価値もあると
考えています。

コンサートの最後はショパンのバラード第3番。
★まっと★自身とても大好きな作品で、今回はただ、ひたすら丁寧に
演奏したかった。そういった意味合いではよかったと思えるのですが、
これから秋に向けて課題も見つかったし、長野のお客様には
申し訳ないのですが、秋までにはもっと高いレベルの音楽に仕上げたいと
考えています。ただ、お客様の暖かい視線やお聴きいただく姿勢には
本当に感動しました。相対的には★まっと★らしいショパンを
お聴きいただけたと思っています。

演奏会開始前の場内アナウンスで終了予定時間が午後8時40分と
聞いておりましたが、★まっと★の演奏が終了したのは午後8時10分。
もっともっと長野のお客様にも愉しんでいただきたい・・・。
そう思った★まっと★はアンコールに「エリーゼ」を演奏しました。
しかしながら、まだ時間がある様子なので、二日前にNHKの生放送でも
演奏させていただいた「ノクターン第2番」も演奏させていただきました。
そして、出演者全員がまた板にあがり、「たなばたさま」を飯島さんの
伴奏でお客様とご一緒に大合唱させていただきました。
本当に七夕の楽しい演奏会になりました。
閉演後、お客様のお見送りをさせていただいた★まっと★。
今までに一度もお会いしたことのないお客様に握手を求められたり、
小さなお子様が駆け寄ってくださったり、この演奏会のいろいろな意味での
素晴らしさを改めて感じました。

こうして、★トゥレブル・クレフ★棚方長野公演は終了しました。
★洋子ママ★、本島さん、ほんとうにありがとうございました。
これからもこの★トゥレブル・クレフ★の活動、内容の濃いものとして
継続できるように、★まっと★自身もがんばろうと思っています。
打ち上げにも出演者が全員参加し、楽しいお話に花が咲きました。
そして、★まっと★と★ピロピロ★は翌日、一路諏訪へ。
諏訪の温泉でのんびりして、名古屋に帰ってきました。
素晴らしい思い出になる演奏会でした。
秋に向けての演奏への姿勢を、襟を正して歩んでいこうと思います。

長野の皆様、本当にありがとうございました。
★洋子ママ★には★まっと★にとっていつもかけがえのない経験の場を
与えていただいています。
言葉が見つからないほど、心から感謝の気持でいっぱいです。
m(_ _)m

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同行してくれた蜂須賀君。そして調律の米山さん。
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第15回★トゥレブル・クレフ★演奏会  [★トレ・クレ★演奏会]

♪第15回★トゥレブル・クレフ★演奏会 
2006年02月14日(火)
午後6時30分開場 午後7時開演 
熱田文化小劇場

◇出演◇
♪青山 和代 (ピアノ)
ワルツ第11番・・・ショパン
前奏曲集 第二集より「水の精」・・・ ドビュッシー

♪本島 洋子 (ソプラノ) 中村章子(伴奏)
浅き春に寄せて~少女の夢は~
1.浅き春に寄せて 立原道造 作詞 高木東六 作曲
2.村の少女 喜志邦三 作詞 富永三郎 作曲
3.小さな空 武満 徹  作詞 作曲
4.クローエへ K.V.524 モーツァルト 作曲 
5.夕べの想い K.V.523 モーツァルト 作曲

♪久保 雄介(トロンボーン) 飯塚 尚(伴奏)
コンチェルティ―ノ/ダヴィッド作曲
シャウティン・リザ・トロンボーン/フィルモア作曲

♪横井 美香 (ピアノ)
エステ壮の噴水 リスト

♪堤   純花 (サクソフォン)杉山幸枝(伴奏)
サクソフォンとオーケストラの為の2つの楽章
1.Complainte(哀歌)
2.Caprice(綺想曲)   ・・・アンドレ・ヴァイニェイン
ホール・ニュー・ワールド   ・・・作曲 アラン・メンケン

♪福山 孝 (ピアノ)
愛の挨拶 エルガー
亜麻色の髪の乙女 ドビュッシー
愛の夢 リスト
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演奏会レポート

今回の★トゥレブル・クレフ★演奏会は6組の演奏家が集いました。
前半ではトロンボーン、ソプラノ、サクソフォンを、
後半では3人のピアニストによる演奏をお客様にお楽しみいただきました。

★まっと★の日程は午前中、高校にて試験監督が2時間、
その後はまっすぐホールで楽屋入りする予定でしたが、
学校までの道のりで、いろいろなものを自宅に忘れてきたことに気がつき
一度帰宅することにしました。
その途中、出演者の飯塚君に電話したところ、
ちょっと早めに名古屋に到着しそうだということだったので、
★まっと★の自宅で待ち合わせをしました。
飯塚君と久保君に★まっと★の自宅で会い、1時間ほどお話をしながら
忘れ物をパッキングしたり、不在連絡票が郵便ポストにあったので、
その対応をしたりしました。
その後、昼食のために熱田の喫茶店へ3人で入り、食事を済ませて
熱田文化小劇場の楽屋に入りました。
今回は無料の演奏会ということもあり、通所銃よりも準備はあまりなく、
調律師の宮北君の仕上げを待ってから、リハーサルに入りました。
ホール到着順にすみやかにリハーサルに入り、立ち位置やピアノ位置を
確認して本番を待ちました。
宣伝不足なども大きく影響し、また、夕方よりお天気のほうも雨となり、
★トゥレブル・クレフ★らしくいつもどおりお天気には恵まれませんでした。
しかしながら、出演者は和気藹々と楽しい時間を楽屋で過ごしながら
本番の時間まで衣裳の確認などに忙しくしていました。

★まっと★の演奏会ではいつもどおり定刻にスタート。
トップバッターは久保君のトロンボーンと伴奏の飯塚君。
二曲の演奏でしたが、★トゥレブル・クレフ★でははじめてのトロンボーン。
管楽器の楽しさは伝わったのではないでしょうか。

二番手は★洋子ママ★のソプラノ。ステージをひとつずつ大切にこなされ、
★洋子ママ★の音楽に対する愛情がひしひしと感じられる素晴らしい
愛にちなんだプログラムでした。

前半ラストの★純花★ちゃんの演奏は落ち着きのある
素晴らしいパフォーマンスでお客さまを魅了しました。
前回の★トゥレブル・クレフ★ではじめてのお目見えだった★純花★ちゃんは
12月にソプラノサックスで演奏を聞かせてくださり、今回はアルトサックスで、
楽器の持ちうる可能性と表現力をステージで展開され、伴奏の椙山さんと
合わせ稽古が時間的にもなかなか出来なかったとオsshって居ましたが、
板の上での★純花★ちゃんはとても輝いていました。

ここで休憩をいただき(10分)後半のプログラムへ

後半の最初は★み~★ちゃんのリスト。★み~★ちゃんならではの
素晴らしいテクニックと音楽の表現が一曲の中に集約され、衣裳と楽曲の
コラボレーションも素晴らしくマッチした素敵なパフォーマンスでした。

そして、★かずよ★ちゃんのショパンとドビュッシー。出番を待つ舞台袖で
★かずよ★ちゃんが★まっと★さんの前で
ショパンを弾くのは・・といっていましたが、素晴らしい演奏でした。
ワルツの中でもテンポが速い楽曲なので、音を拾うのがとても難しいです。
ドビュッシーは★かずよ★ちゃんらしいフランスの音の遊戯でお客さまを
たのしませてくれました。

最後は★まっと★の「愛」をテーマにした三つの作品でした。
エルガーの「愛の挨拶」は英国の作曲家エルガーが愛する奥様のために
作曲したとてもやさしいメロディーの楽曲。そして、「亜麻色の髪の乙女」は
ドビュッシーの作品ですが、★まっと★的には妻★カレン★をイメージして
演奏をしたつもりです。そして、最後の「愛の夢」はあまりにも有名で
その旋律が心の愛の重さや悲しさや喜び、そして愛の深さを
表現していると思います。若干のミスはありましたが、音を気持ちよく
出すことが出来ました。満足のいく演奏が出来ました。

今年最初の板(舞台)だったので、もっともっと緊張するものかと
思っていましたが、とても楽しい演奏会を展開することが出来、
★まっと★自身もうれしく思っています。

これから、★トゥレブル・クレフ★の演奏会、★まっと★自身のツアーやtライブ。
また、★カレン★との秋のシリーズなど、今年も目白押しです。
皆様に楽しんでいただけるクラシックコンサートをこれからもできるかぎり
開催していこうと思っております。

雨の中、ご来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました。

福山 孝

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第14回★トゥレブル・クレフ★演奏会  [★トレ・クレ★演奏会]

all.jpg♪第14回★トゥレブル・クレフ★演奏会 
名古屋公演 クリスマスコンサート
2005年12月10日(土)
午後4時30分開場 午後5時開演 
I.M.Y.ホール(名古屋・千種)
入場料 2000円

■■■ 第1部 ■■■
♪松山 智之 (マンドリン)
伴奏:青山 和代
アベ マリア:G.カッチーニ
愛の挨拶:エルガー

08.jpg♪飯塚 尚 (ユーフォニウム)
伴奏:青山 和代
『大きな古時計』による変奏曲:H.ワーク

♪本島 洋子 (ソプラノ)
伴奏:中村章子
夕べの祈り:フンパーデインク
Holy Night
:作曲 グルーバー 訳詞 由木康
涙の流れるままに:G.F. ヘンデル
The Holy City
:Stephen Adams and Weatherly

10.jpg♪堤   純花  (サクソフォン)
伴奏:武田恵美  
使用楽器:ソプラノサックス
SAKURA:小六禮次郎
情熱大陸:葉加瀬太郎

♪松山智之&青山和代(マンドリン)
2声のインベンション
第1番ハ長調&第13番イ短調:J.S.バッハ

■■■ 第2部 ■■■
16.jpg
♪福山 孝 (ピアノ)
幻想ポロネーズ:ショパン

♪飯塚 尚 (ピアノ)
抒情小曲集より 小鳥 
OP43-4:グリーグ

♪青山 和代 (ピアノ)
抒情小曲集より 恋の歌
Op.43、No.5:グリーグ

14.jpg♪横井 美香 (ピアノ)
主よ人の望みの喜びよ:J.S.バッハ
亡き王女の為のパヴァーヌ:ラベル

♪福山 孝 & 福山カレン 
(ピアノ連弾)
シンコペーテッド・クロック
そりすべり

★トゥレブル・クレフ★クリスマスコンサート

■演奏会レポート
13.jpg名古屋では2005年最後の演奏会になります。
★カレン★は朝から仕事で隣町まで出かけていましたが、
午前11時には帰ってきてくれました。
一応、本番終了後にお客さまを交えてのクリスマスパーティーも
企画していたので、自動車での楽屋入りは無理だと思いましたが、
衣裳や荷物がそれなりにあるのでちょいと困っていたら、
★えりりん★が荷物だけを受け取りに車で来宅してくれました。
★カレン★と一緒に自宅を出たのが午前11時半。
地下鉄に乗り千種まで。

途中、忘れ物に気がつきました。なんと、
当日券とパーティーチケット。
しかしながら、時すでに遅し・・・・隣に住む両親に電話をして
自宅オフィスのデスクの上に置いてあったので、
持参して来場してもらおうと思ったのですが、、、
こういうときに限って、どうやら受話器があがっていたらしい・・・。
結局、連絡が取れずにメンバーの持ち合わせチケットで
何とかまわすことにしました。

12.jpg★まっと★が開場に到着したのが12時半。
もうすでに、★えりりん★が荷物を届けておいてくれたので、
楽屋を覗いたら、すでに★まつやま★君が楽屋入りしていました。
ピアノ調律の確認もあったので、★まっと★がリハに入り、
調律師さんにOKを出しました。
その後、ぞくぞくとメンバーが到着!
ステージやエントランスの設営とリハーサルが同時進行。

★たいよう★ちゃんだけオルガン調律のお仕事の関係で、
楽屋入りが遅れてしまいましたが、★かずよ★ちゃんとの
あわせリハーサルもぎりぎりに入ることが出来て、
無事、全員のリハーサルが終了!

午後4時にはメンバーが衣裳を着けて写真撮影。
さすがに女性陣のドレス姿は豪華絢爛でした。

03.jpg午後4時30分に開場。
お客様がゾクゾクとご来場してくださり、
小さい会場ながらもゆったりとした客席に
お客様が入ってくださいました。

午後5時に本番スタート。
メンバーの数にしてみるとあまりにも小さな楽屋。
とても息苦しくなってしまいそうなほどでした。
でも、★トゥレブル・クレフ★の楽屋はいつも楽しいのです。

トップバッターは★まつやま★君のマンドリン。
伴奏は★かずよ★ちゃん。
★まつやま★君は黒のドレスシャツに黒のパンツ。
★かずよ★ちゃんは黒のベルベット・マーメイドドレス。
ゆったりとした『アヴェマリア』からはじまり、『愛の挨拶』へ。
続いては★たいよう★ちゃんのユーフォニウム。
あまりソロでの演奏を耳にする機会が少ない楽器です。
伴奏は★かずよ★ちゃん。
黒のタキシードで登場の★たいよう★ちゃん、
なんだか私服のときよりもとてもほっそりと見えちゃいました。
楽曲は『大きな古時計』。バリエーション構成で楽しい楽曲でした。
07.jpg3番目には★トゥレブル・クレフ★の肝っ玉母さん★洋子ママ★。
伴奏の中村さんとともに登場。★洋子ママ★は黒のベルベットに
ブライトイエローのチュールをあしらったドレス。
中村さんはブラックのドレス。
★洋子ママ★は★トゥレブル・クレフ★の他にも
いろいろとステージをこなしていらっしゃいますが、回を追うごとに
本当に素敵な歌声に磨きがかかって、今回のプログラムも
とてもクリスマスらしく素敵でした。
そして、★トゥレブル・クレフ★初登場の★純花★ちゃん。
グリーンのサテンドレスにソプラノサックスを抱えての登場。
伴奏の★めぐみ★ちゃんは黒地に大きな柄があしらわれた
サテンドレス。お2人の楽曲はお客様にも耳に親しいもので、
素晴らしい演奏をしてくださいました。
前半最後は★まつやま★君と★かずよ★ちゃんの
マンドリンデュオ。バッハのインベンションより二曲。
普段我々がピアノで演奏するものとはまったく異なる音色。
また、チェンバロとも響きが異なりとても新鮮でした。
★かずよ★ちゃんはパープルのベルベットドレスニお色直し。
前半をここで終了しました。ここまでで53分、。

11.jpg第二部(後半)スタートまで7分ほど休憩をいただきました。
後半のトップバッターは★まっと★です。

今回の★トゥレブル・クレフ★クリスマス公演での当初の予定では
『きらきら星変奏曲』をプログラミングしていましたが、
先月11月25日に他界した親友の故池田栄君が、
『幻想ポロネーズって素敵な曲だね。』って、今年の初めに
言ってくれたことがあります。
彼の葬儀で出棺の際、ショパンが流れました。
そのとき、『俺の演奏で送ってやることができたら・・』と思いました。
栄君がそういってくれた直後、入院して秋ごろまでは
かかるだろうということをお医者様から言われていたので、
秋に彼が退院して演奏会にこられるようなら
是非聞かせてあげたいと思い、秋のプログラムにも
『幻想ポロネーズ』を組んでいたのですが、彼の様態は
09.jpg日に日に良くはならず、
結局一度も今年はコンサートに顔を出すこともなく
11月25日に永眠。
悔しかった。。。
それで、メンバーにはクリスマスコンサートだから、楽曲選びも
考慮するようにと自分で言っておきながら、今回、急遽自分だけ
プログラム変更させてもらったわけなんです。
自分なりに栄君を送りたかったという勝手な理由だったんですが・・・

04.jpg通常は★まっと★のMCを交えながらの★トゥレブル・クレフ★の
コンサートですが、今回の公演では★えりりん★から、『先生、
絶対に今回は演奏前にはMCはまずいかもしれません。先生が
演奏できなくなっちゃうかもしれませんから、、、、』
また、自分自身も泣かずに居られる自信がなかった・・・・。

ライティングだけで後半スタート。MCをいれずにピアノへ。
最初のコードの音色で、『今日はいける!』って思いました。
ピアニシモのアルペジョも美しく響いてくれたし、自分の音に満足。
決して短い楽曲ではなかったのですが、本当に大きなミスもなく、
自分が非常に冷静に演奏出来たこと、そして、自分なりに栄君を
送ることが出来た満足感で胸が一杯になりました。
★たいよう★ちゃんが栄君の写真を抱えて客席で聞いてくれました。
演奏を終えて、次の演奏者である★たいよう★ちゃんが
手を差し出してくれたのがうれしかった。
メンバー全員がプログラム変更の経緯や
今回のコンサートで★まっと★がこの楽曲を演奏する理由を
理解してくれているやさしさがたまらなくうれしかった。
そして、メンバー席に戻ったとき、★カレン★の大きな目に
涙が溢れていて、それまで泣かずに我慢していたのだけれど、
号泣してしまいました。
とても客席には居られず、楽屋へ引っ込んで
大泣きしちゃいました。本番中にもかかわらず、
楽屋で大声で泣いてしまいました。
★洋子ママ★、★かずよ★ちゃんがそっと声をかけてくれて、
演奏を終えた★たいよう★ちゃんも楽屋にもどって
そっと慰めてくれました。
本当に素敵な仲間に恵まれているんだなって思いました。
でも、これで、栄君を自分なりに送れたように思います。
一安心。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪

★たいよう★ちゃんに続いて、★かずよ★ちゃんが真っ赤な
サテンドレスで登場。
★たいよう★ちゃんと★かずよ★ちゃんがともにグリーグの小品を
演奏した後に★み~★ちゃんがライトブルーのドレスで登場。
豪華な衣裳につつまれた★み~★ちゃんは
バッハの『主よ人の望みの喜びよ』など、ポピュラーな作品を
しっとりと演奏してくれました。
3人のピアニストが演奏中に楽屋の★まっと★は
最後の★カレン★との連弾演奏のためにお色直し。
★カレン★とは我々の定番プログラムを二曲。
今年の秋のシリーズ名古屋公演でのチャイナ衣裳で
★まっと★と★カレン★は登場しました。
楽しい演奏会もここで終演。
暖かいお客様に囲まれて今年の★トゥレブル・クレフ★の演奏会も
無事に終了しました。

後半は予定よりもかなり短く、18時40分にはすべてを終えました。

パーティーは午後7時30分よりスタート。
調律の★てっちゃん★も駆けつけてくれて、ビンゴゲームなど
30人近いお客様とメンバーで楽しい時間を過ごしました。

★トゥレブル・クレフ★の活動はこれからも続きます。
★まっとらんど★の秘書官★えりりん★がすべてを仕切ってくれて
今回も★えりりん★の力なしにはとても演奏会を成功させることは
出来なかったはずです。
★えりりん★、☆^ヽ(*^-゚)vThank you♪v(゚∇^*)/^☆!

そして、メンバーのみんなもお疲れ様でした。
素晴らしい時間を皆さんと過ごすことが出来ました。
これからもがんばりましょう。

福山 孝

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第2回 ☆プチ・トレ☆コンサート [★トレ・クレ★演奏会]

13sp.jpg♪第2回 ★プチ・トレ★演奏会
2005年11月5日(土)午後2時開演 
IMYホール(名古屋・千種)
入場料 無料

◇出演◇
藤井 叶花
 メヌエット ハ長調   ハイドン
 波 作品25-15   コンコーネ

藤井 真奈美
 ロンド へ長調     リヒナー
 ギャロップ ハ長調   ギロック

加藤 美澄
 アンナ・マグダレーナ より   バッハ
  ミュゼット 二長調
  メヌエット 二短調
 刈り入れ時         リヒナー

青山和代
飯塚 尚
横井美香
福山 孝

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■★プチ・トレ★公演 演奏会レポート
2005年11月5日に★プチ・トレ★公演が開催されました。
初めての会場でしたが、とても楽しく演奏会を開催できました。
出演してくださったリトルピアニスト達、
そして、★トゥレブル・クレフ★主要メンバーによる
とても小さな演奏会でしたが、楽しい時間を子供たちと
過ごすことが出来ました。
子供たちの素晴らしいプログラムと演奏は
我々ピアニストにもいろいろと勉強になる機会でした。
プログラム配下の通りです。
藤井 叶花
メヌエット ハ長調   ハイドン
波 作品25-15   コンコーネ

藤井 真奈美
ロンド へ長調     リヒナー
ギャロップ ハ長調   ギロック

加藤 美澄
アンナ・マグダレーナ より   バッハ
ミュゼット 二長調
メヌエット 二短調
刈り入れ時         リヒナー

熱心に指導された飯塚尚くんに感謝しています。

公演は午後2時の開演でした。
★まっと★は午前中、小学校でのPCの授業が2コマあったので、
ホールに入ることが出来たのは午後になってから。
それまでに青山和代氏、飯塚尚氏、横井美香氏の3人で
舞台設営からすべての準備を進めてくださいました。
本当に素晴らしいメンバーに恵まれ、幸せだと感じました。

正午を回った時点で★まっと★が到着し、ピアノの確認。
子供たちのリハーサルが始まったのが、
午後1時。リハーサルを聞かせていただいて、
みんながとてもしっかりとサラって会ったので
非常に安心しました。

午後2じには我々メンバーもコスチュームに着替え、
本番スタート。子供たち3人の演奏が続きます。

藤井 叶花ちゃんはピンクのドレス。
印象的なのはコンコーネの作品を一生懸命演奏してくれて、
我々を楽しませてくれました。
『波』が見事に表現されていました。

藤井 真奈美ちゃんは深い緑に近い玉虫色のドレス。
軽やかなタッチでギャロップを演奏してくれました。
心が弾むような軽いタッチにはとても感心しました。

加藤 美澄ちゃんは白いブラウスに黒のスーツ。
とてもかわいらしい美澄ちゃんは本当に小さな手。
それでも、かわいらしい手で必死にすべての音をひいてくれました。
素晴らしかった。

そして、飯塚尚氏の登場。
グラナドスのスペインの作品を大胆に演奏してくれました。
この楽曲・・・来年の★まっと★のプログラムに頂戴しましょ!!
(ヘ;_ _)ヘ 爆 (ヘ;_ _)ヘ

飯塚氏の演奏を一部の最後とし、休憩に入りました。
5分ほどの短い休憩でしたが、
その後、青山和代氏、横井美香氏による連弾の演奏です。
ビゼーの作品より2曲。
短期間でこのコンサートのために仕上げてくださったお二人に感謝です。
青山氏は真紅のベロアにメタルビーズをちりばめたチャイナドレス。
横井氏はオレンジ系赤のマーメイドチャイナ。
お2人ともとても素敵な衣裳での登場。
楽曲の説明をいただき、演奏へ。

そして、福山が登場しました。
今回の演奏会ではショパンの作品を数曲。
そして、エルガーの作品。
演奏終了後、マスタークラス(公開レッスン)を。
子供たちの作品は本当に良く仕上がっていましたが、
マスタークラスで少しでも新しい発見をしてくれたらト思い、
リトルピアニスト達に演奏上のアドバイスをしました。
何か習得してくれて、素晴らしい経験とともに、
思い出になってくれたらとてもうれしいです。
その後はピアノを囲んで写真撮影大会!
この時間もとても楽しかったです。
子供たちの素晴らしい笑顔、かわいいです。

演奏会を終了して、来月の★トゥレブル・クレフ★公演を
同じ会場にて開催するので、その舞台設営などの打ち合わせをして、
ホールを後にしました。
勿論、メンバーと一緒に打ち上げ!!
楽しかったですよ!o(*^▽^*)o♪
これからのトレクレやコンクール、★プチ・トレ★などの話題とともに
楽しい時間をメンバーとともに過ごし、
一日を終えました。

素晴らしいメンバーに支えられながら、我々の活動は
これからも発展できそうな予感・・・・
幸せな一日でした。
メンバーの皆、本当に☆^ヽ(*^-゜)vThank you♪v(゜∇^*)/^☆。
そして、リトルピアニストたちもお疲れ様でした。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
福山 孝

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