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ノクターン第13番 by ショパン [YouTube 動画]



これはデビュー20周年リサイタルの収録です。
この楽曲はとても好きなんですよね。
コンクールでもこの楽曲で助けられたことが多いです。

ウィキペディア
フレデリック・ショパンの夜想曲第13番作品48-1ハ短調は、1841年作曲。翌1842年に出版された。ショパンの円熟期の作品で、ジョルジュ・サンドとのノアンでの生活のうちに作られており、心身が充実していた時期のものである。

三部形式。4分の4拍子。中間にハ短調の同主長調・ハ長調のコラールをはさむ。

Lento

左手と右手のかけあいで主題が現れる。鋭い付点リズムであり、lentoの表示にもかかわらず緊張感がある。この主題は後半で再び使われる。

Molto più lento

コラール風。音域が広くハ長調で安らかな部分。掌の小さい演奏者の場合はアルペジョで演奏されるが、最後には3連符でユニゾンになって次に接続される。

Doppio movimento

左手・右手中声部の3連符にのって冒頭の主題が再現される。劇的な部分で、芸術作品としてのノクターンに仕上がっている。「ドッピオ・モヴィメント」(Doppio movimento)とは「2倍の速さで」という意味の発想標語である。この場合は、曲の開始から中間部終了までのテンポの「2倍の速さにする」という意味になる。ほぼ倍速のテンポを要求するほど、この三部形式の再現部は興奮した激しさのうちに進んでいく。

この曲はショパンの創作中期の作品で、劇的な華やかさと男性的なたくましさを伴うことから、演奏会に取り上げられる回数が多い。

nice!(3)  コメント(14) 
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コメント 14

mitu

素晴らしいです^^。
この曲は大好きな曲です。
by mitu (2009-03-30 08:57) 

★まっと★

mituさん(●⌒∇⌒●)
この楽曲・・ご存知でしたか?
とってもうれしいです。
メジャーな作品ではないけれど、気品と豪華さ、そして寂しさと悲しさ。楽曲の成り立ちを想像させる大曲です。
自分はたまらなく好きなノクターンなんです。
来年のデビュー30周年記念リサイタルでも
演奏しようと思っています。
今までのピアニスト人生の中でコンクールなどでもいつも助けてくれた大切な楽曲です。
by ★まっと★ (2009-03-30 09:02) 

KOZOU

よく知らなかったのですが、静かないい曲ですね。
やっぱショパンは詩人ですね。
by KOZOU (2009-03-30 09:20) 

★まっと★

KOZOUさん(●⌒∇⌒●)
中間部から後半にかけて、とてつもなくダイナミックな、そして物悲しいクライマックスがあります。
ショパンの人生そのものかもしれません。

by ★まっと★ (2009-03-30 18:41) 

KOZOU

前回、全部聞いてませんでした(^_^;)
ようくわかりました(*^_^*)
by KOZOU (2009-03-31 08:21) 

★まっと★

KOZOUさん(●⌒∇⌒●)
後半はかなりピアニスト泣かせです。
でも、大好きな楽曲なんですよね。
by ★まっと★ (2009-03-31 08:25) 

さんふ

ベートーベンソナタ悲愴が弾ければ技術的には大丈夫ですか?
by さんふ (2010-04-23 23:06) 

★まっと★

さんふさん(●⌒∇⌒●)
おはようございます。
演奏したい楽曲を一生懸命に稽古しているときってとっても楽しいですよね。
悲愴がえんそうできるのでしたら、ある程度の楽曲には挑戦できるじゃないですかぁ~~☆楽しんで演奏されればどんな難曲でもやはり楽しいんですよ。それで音楽は成立しちゃいます。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
by ★まっと★ (2010-04-24 07:29) 

だうん

まっとさんの場合この曲はどんな弾き方が好きですか?
by だうん (2010-05-01 19:24) 

★まっと★

だうんさん(●⌒∇⌒●)
えっ??どういうことかな??
この動画ファイルが自分の演奏ですので、
こんな感じだと思います。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪
by ★まっと★ (2010-05-02 07:23) 

あ

弾いてるときどんな風景があたまをよぎっていますか

by あ (2010-05-13 21:38) 

★まっと★

あさん(●⌒∇⌒●)
そうですねぇ・・・
特にこの楽曲の場合は前半は英国留学時代の郷愁を感じます。
自分の中では英国は第二のふるさと。そしてこの楽曲は英国で仕上げた作品ですし、大師匠ミケランジェリにもイタリアで聴いていただいた作品です。そして非常にスローテンポでアルペジョの連続の中にメロディーを光らせる中間部はなぜか戦争に向かう戦士のイメージがあります。そしてエンディングに向けて『叫び』のような精神的な苦痛を感じる人間模様を感じます。自分の精神状態によるかもしれませんが、その苦しみは時には『死』をイメージするものに近いときもあります。なぜか人の魂が川に流されるようなイメージ・・・ラストコーダでその苦しみからリリースされるわけではないのですが、穏やかな流れに替わっていく・・・というような切ない思いを感じますね。
実際に演奏中、楽曲の流れの中で自分自身の気持ちが展開していくのがわかります。
by ★まっと★ (2010-05-14 05:30) 

のくタ

この曲をひくとき
テンポを気にしていますか?
人にきかせるつもりで弾いていますか?
それとも自分の世界に入り込んでいますか?


by のくタ (2010-06-13 19:16) 

★まっと★

のくタさん(●⌒∇⌒●)
ご来訪ありがとうございます。
さて、難しい質問ですね。
演奏家というお仕事。。。。。演奏かもたくさんいます。
演奏家が聞いてほしいと思わずに演奏するはずがないですよね。
お気に召さなかったでしょうか?
でも、自分のスタイルが絶対ではありません。
ファンの皆さんは自分のスタイルを気に入って下さっていると思っています。
ですので、自分は聞いていただきたいし、自身もステージでの時間を楽しみたいと思っていますよ。
by ★まっと★ (2010-06-13 20:34) 

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