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なんだか不思議・・・(再入国ビザ申請) [『ぶん★文★ぶん』]



今朝、、、★カレン★は入国管理局に出かけます。
・・・というのも夏の英国帰省に向けて再入国ビザの取得のため・・・
これ・・お金がいるんですよね。。。

現在ではかなり時間もかからなくなったのですが・・
我々は結婚して25年・・・・
最初は永住ビザを取得は本当に大変でした。
実際、、、★カレン★の場合、12年かかりました。

最初は半年。。。。。それが1年、そして3年。。。。
段々と長くなるものの。。。結局、永住ビザ申請のきっかけも無く。。。

結婚して12年目のときに。。。★カレン★と一緒に入国管理局へ。。
そして、永住ビザ申請の件について伺ったところ、
審査にはかなりの時間がかかるとか・・・
もちろん、挙式のスナップ写真など資料は数え切れないほどそろえなくてはなりませんでした。
ほんと、若かったから出来たのかもしれません。

13年前のこと・・・・
一応、滞在許可延長申請のために訪れた入国管理局でしたが、
その場で全て申請書を提出して永住ビザ申請を一緒に済ませました。
一年ほどして忘れた頃に、審査結果・・・永住ビザ取得となりました。

最近では日本人配偶者の外国人は滞在期間が3~5年もすれば
永住ビザも簡単に取得できるらしいです。
いいなぁ~~☆

そして今回、、、、毎年のことですが、
再入国ビザの申請をしておかないと、
一旦海外に出て日本に再入国する場合。・・
今までの永住ビザも消滅しちゃうんですよ。
そのため、出国前に再入国ビザを必ず取得してから
出国・・・これが外国人の義務のようなものですね。

★カレン★も英国でなにかあったときに、すぐに渡英できるよう
いつも再入国ビザ(一年有効)を持っているようにしています。
毎年そのための出費6000円・・・……(-。-) ぼしょ・・・・です。

永住許可が出ていてもね・・・ちょっと不思議な気がしてなりません。
いかがでございましょうか?

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運命的な出会い [『ぶん★文★ぶん』]



皆さん、誰にでも運命的な出会いってありますよね。もちろん伴侶との出会いも運命的なものでしょう。でも必ずしもその道は甘い恋心だけで成立するものではなかったりもします。

そもそも、、、、人間はこの世の中に生まれてきたこと自体が運命的なスターティングポイントですよね。父がいて、母がいて、、、そして育まれるのです。文化や教育など身につけることにより学習能力を得ることが出来ます。それを成長と呼ぶわけですが、その成長の過程にも多くの出会いがあります。その殆どが運命的なことともいえるのかもしれませんね。

自分が4歳と1週間めのときに、23年後に起こるべきことを知っていたはずはありません。でも、きっと運命的にその時点で全てセッティングされていたのかなぁ・・とも思う今日この頃です。1958年2月14日にこの世に福山家の長男として生まれました。自分が生まれて最初に触れた社会は家族という小さなものでした。自分が生まれたことによりその前日まで3人で構成されていた家族は4人になりました。よって、父、母、そして姉に初めて運命的に出会ったわけですね。父や母にすれば計画的であったかもしれませんが、自分にはその時点では意思が無く運命としてこの世に生まれたのだと思うしかないです。
そして、4年と1週間がすぎた1962年2月21日に地球の裏側でTailor家の長女として生まれた★カレン★とめぐり合うまでには21年の月日を要しました。そしてその2年後、結婚をしたわけですが、これこそ本当に運命的な出会いだと思えてなりません。

運命を帰ることは出来るのか出来ないのか・・それは自分にはわかりません。でも、少なくとも今まで生きてきた足跡を消すことは出来ないものなんですよね。

日々、、、大切に生きていかねば・・・
あらためてそう思いますねぇ。
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Sweet Ten Diamond [『ぶん★文★ぶん』]



10年目の結婚記念日は・・・・
通常、英国ではエタニティー・リング(永久の愛の指環)を結婚一年目に贈ります。
でも、結婚当初・・そんなお金なかったし・・・・
エタニティー・リングは通常、カマボコのリングに
ぐるりと一周ダイヤが埋め込まれているものです。

今から14年前のお話・・・・

続きはここをぷちっしてください・・・★


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エッセイ『マズルカの三拍子』 [『ぶん★文★ぶん』]

マズルカ・・・・
もともと農耕民族であったポーランドの農民が収穫祭などで踊ったリズムがマズルカ。
三拍子の音楽なのでワルツと混同しやすいのですが、
ワルツというのは基本的に宮廷音楽まで発展した高尚なリズムでいつも1拍めにアクセントがあります。
シュトラウスの時代になるとウィーンの舞曲のように1拍目を強調するように少々長めに取るような風潮も出現しました。それは女性が踊るときにドレスのすそを手にするための『余裕の時間』と証されています。
しかしながら、マズルカはワルツと同じ三拍子の楽曲でありながらもアクセントの市は明確にならず、1拍目にあるかと思えば三泊目に移動したり、または二拍目に間合いを取らなければならなかったりする場合があります。
土臭さとしてはマズルカのほうが農耕民族の和声(和音)を頻繁に用いているので、自然の暖かさを感じるような気がします。

マズルカとポロネーズはともに土臭いポーランドの農耕民族によって確立されてきたのですが、ポロネーズは6拍子の音楽です。このポロネーズとマズルカが歩んだそれぞれの道はとても対照的です。
マズルカは農耕民族に非常に密接なかかわりもc\持ち続け、庶民の音楽として未だに親しまれています。しかし、ポロネーズは農耕の音楽から宮廷の音楽への発展を遂げ、『大行列舞曲』として宮廷の社交界にて頻繁に演奏されるようになりました。
無論、ショパンの時代はあくまでも彼のピアノ音楽の一つの定義としてポロネーズのリズム、ワルツのリズム、そしてマズルカのリズムと区分されていたわけですが、ヨーロッパ全土にそれらのリズムが広がるにつれてその用途は枝分かれしていきました。
シュトラウスの時代には完全にワルツは宮廷円舞曲としてその地位を確立し、またポロネーズも紳士淑女が行列を作り優雅に躍ったものとされています。
しかしながら、マズルカだけはその音使いやリズムの中にある土臭さが宮廷では愛されることがなく、発展することが出来なかったのでしょう。
そんな取り残されたよう餡マズルカですが、ポーランドの人々にとってはとても親しみやすい素晴らしいリズムなのです。
自分もマズルカを非常に愛しています。
今年の秋の演奏会で演奏する二つのマズルカはピアノ音楽として完成されたストーリー性を持つ32番と、マズルカ原型に限りなく近い34番を皆様にお聴きいただく予定です。
ちょっとだけ楽曲についての予備知識を持っていただき、実際に演奏を聞いていただくと、その素晴らしさを一段と感じていただけると思います。

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エッセイ『大好きなピアノ』 [『ぶん★文★ぶん』]

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自分が始めてこのベーゼンドルファに出会ったのは英国の音楽院でのこと。
師匠のトニー・リンゼイ教授のレッスン室には彼がヘンリーと名づけたベーゼンドルファーが一台。
そして、彼の師匠であるミケランジェリの写真が飾ってありました。

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このベーゼンドルファーは東京のサニーホールにあるベーゼンドルファーです。
好みは別れると思いますが、自分はこのベーゼンドルファーの音色は好きでした。
サイズも若干小さめのピアノでしたがまろやかな音色はベ^ゼンドルファーならではの
やさしさに育まれていました。

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そして、こちらはカワイピアノが誇る名器Shigeru Kawaiです。
福岡県甘木市の保育園にお邪魔したときに演奏させていただきました。
素敵な音色。
とても素晴らしい楽器でした。

あちこちでいろいろな楽器に出会うわけですが、
スタインウェイやヤマハについては多くの方が方っていらっしゃいます。
また、同じメーカーの同じサイズのピアノでも、それぞれの環境等によって
音色は様々です。

素晴らしいピアノに出会えるとき、それはピアニストにとって
とてもうれしい瞬間なのです。
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エッセイ『★ちゃかえ★38回目のお誕生日』 [『ぶん★文★ぶん』]

今年も★ちゃかえ★のお誕生日がやってきました。
今日、38歳のお誕生日のはず・・・・・
でも、奴は居ません・・・天国に居ます。

今年の★ちゃかえ★のお誕生日には自分のブログでは★ちゃかえ★にふれないでおこうって思っていたんです。
でもね、★トモトモ★からメールがとどきました。
やっぱり書いちゃうことにしました。

CA4FR13U.jpg★トモトモ★からのメール

件名:はっぴばすで。

こんにちは。あついですねー。

今日はお誕生日でしたね。
今日でハローワークでの手続きが完結となりました。

明日からお仕事がんばります。

今日はもこさんとイタリアンでランチしました♪
まっとさんもまたゴハンしましょうね♪

大須で道草しラムネゲット。まっとさんもいかがですか?

***************

素敵なメールでした。
だれの誕生日・・って書いてないけど、
わかっちゃうんだよね・・・
それが仲間ですね。

★ちゃかえ★ってだぁ~れ?っていう方は
こちらの記事を・・・・・

エッセイ『息子のような大親友★ちゃかえ★の死』 

ちょっと長い記事です。お時間のあるときに( ^-^)_旦""・・・・。

**************

続きはここをぷちっしてください・・・★


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エッセイ『学級日誌とは。。。。。』 [『ぶん★文★ぶん』]

だれもが小学生、中学生、高校・・・そして専門学校などにて『学級日誌』を書いた経験はあるのでは・・・。
最近、教員生活も20年以上になり思うことがあります。学級日誌はとっても深い意味があるんですよね。日直が学級日誌を書く。一時間目の授業は・・・二時間目の授業は・・・三時間目の授業は・・・・・・・・・・・・・・・・。
欠席者はだれなのか?遅刻者は?早退は?こんなことをかく乱があります。
そして各授業(講義)の内容についても簡潔に書き込みます。そしてどんな宿題が出たのか。。なども詳細を明記しておく必要があります。
そしてこちらは非常勤のためもしも急行になればその分の一ヶ月のお給料から引かれてしまう・・病気もおちおち出来ないというのが非常勤のつらさでもあります。

ある日・・・講義でプリントを配布して参考資料として利用しながら講義を展開。そして翌、そのプリントを終了することが出来ず、翌週にプリントは持ち越されました。そして、学生が講義が始まったらすぐに、『先生、先週休んだのでプリントをもらっていません。』と席を立って自分のところまで来ていうんです。

自分は一言だけその学生に話をしてプリントを渡したのですが・・・・・

★まっと★先生・・・・・『学校は何日休んだ?』
学生・・・・・『一日だけです』
★まっと★先生・・・・・『そうか、じゃぁ、翌日には学校に着たんだな。』
学生・・・・・『はい』

★まっと★先生は続けました。

★まっと★先生・・・・・『翌日学校に来て一番最初に何をした?』
学生・・・・・『職員室に行って担任の先生に前の日に休んだことを報告しました。』
★まっと★先生・・・・・『それも大事だよな。でも、もう一つ大切なことってあるんじゃないか??』
学生・・・・・『?????』

★まっと★先生・・・・・『自分が学校を休んだ日に学校で何がおきていたのかを知るすべは無いだろうか?学級日誌ってそのためにあるんじゃないのかなぁ・?休んだ翌朝に登校したらまず日直に学級日誌を見せてもらうようにいうべきではないのかな?俺は週に四日間もこの学校に来ているのだから、プリントが配布されたことも書いてあるだろうし、それまでに板書したことも気にならないか?休んだ分を取り返すのは自分の仕事だろ?だから学級日誌にどんな単元を学習し、プリントが配布されたか田舎の確認も出来るだろうし、必要であれば次の講義までに友達にノー路を借りて晩処分は写させてもらわなくちゃいけないし、なんといっても本時ではなく、事前に職員室まで出向き休んだ日の先生の講義に配布されたプリントはしっかり集めなくてはならないのではないかなぁ・・?』そして、次の授業までにしっかりと休んだ分の学習を済ませておかなくては、一週間もあると大切なことも次から次への忘れてしまうのではないかなぁ・・?』
といっでてみました。

学生はポカンとした顔をしていましたが、納得してくれたかな??

まぁ、日直がちゃんと詳細を記入しているかどうかで持って今の自分の論理が正しいか間違っているか・・ってなことにも発展してしまうんですけどね・・

学級日誌・・・・・・・・使い方は様々でしょう。しかしながらやはり自分自身で勉強に対する向学心を持ち合わせて欲しいなって心のそこから思ってしまう出来事でした。。。。
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エッセイ『二台のピアノと連弾の演奏』 [『ぶん★文★ぶん』]

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二台のピアノと連弾とでは音のバランスやタイミングがとても異なります。
二台のピアノを演奏するときにはお互いの方が触れ合ったりということは怒らないのですが、連弾の場合・・特に自分は身体の幅がありますし、非常に難しい部分があります。もともと細身のカレンでさえもその身体を一段と細くして演奏しているかもしれませんね。二台のピアノの場合は身体が触れ合うことは無いのですが、二台の異なるピアノを演奏するわけです。勿論、ピアノメーカーが異なる場合葉殆どですし、今までに極端にピアノのサイズが異なる会場はありませんでした。しかしながら、メーカーが同じであってもピアノというのは一台一台に癖があります。ですので、その音をうまく融合するようにチューニングするのが調律師ですが、初めての会場、初めての調律師・・そのような場合は思うようにいかないケースも時々あります。
ここのところあまり二台のピアノを使わないのはそういった理由があるわけです。

また、連弾の場合でも、我々の場合は男性の自分がベースを担当します。連弾ペアーの中でもトップを男性が担当する場合も少なくありませんが、それはどうしてもトップにメロディーがある場合が多いので、女性のタッチに比べ、男性のタッチのほうが音量的にも出てしまうことがあるからです。
我々のペアーでも実際に古い録音を聞いていると、カレンの音がなかなか聞こえてこないものも少なくありません。

しかし、ペアーを組んで20年以上にもなるとお互いにバランスを考えますし、カレンのタッチも非常に強くなり、丁寧でありながらもボリュームのある音が出てくるようになりました。また、自分も自分本位の演奏ではなく、カレンの音色に合わせた音量調節が出来るようになっていると思われます。

勿論、最初から自分がトップのパートを担当すればそのようなことも少しは解消されるのでしょうが、演奏会というのは一つのパフォーマンスです。
ピアノの演奏の場合、客席から見て左側にピアニストが座ります。トップはよりお客様に近いほう。そうなると自分がお客様側に座り、カレンが舞台の奥に座ったら。。。視覚的に絵にならないですよね。また、カレンはきっと自分の身体で全くお客様から見えない状態になりかねません。パフォーマンスという意味合いからも、やはり自分が舞台奥に座ったほうがよりよいというのも事実です。

連弾と二台・・・カレンに尋ねると、カレンは連弾が好きだといいます。しかしながら、自分は以前は二台のほうが好きでした。しかし、長年、連弾を続けていると、同じ舞台の上に立ち、時間をより朗らかに感じられるのは連弾のほうかもしれません。同じ一台のピアノを二人で音作りをし、お客様に音色をお聴きいただく喜び・・・これはペアーを長年組んだものにしか得られない至福の時間がそこにあるものなのです。

即席のペアーでは出せないものを我々はお客様にお楽しみいただきたいといつも考えています。

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エッセイ『息子のような大親友★ちゃかえ★の死』 [『ぶん★文★ぶん』]

自分の半世紀以上に及ぶ人生の中でもっとも悲しかった出来事を綴ったお話です。
この記事はたたみ込みにします。

2005年11月26日~2007年11月29日に書いた記事なんですが、
あまりにも悲しく読み返すたびに涙が出て仕方ありません。
(注 : とても長いです。お時間のあるときに本編におすすみください。)


『息子のような大親友★ちゃかえ★の死』


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エッセイ『パフォーマーとして』 [『ぶん★文★ぶん』]

55.gifデビューしてあっという間に28年の月日が流れてしまった。自分ではどこかでいつも初心を忘れずにがんばろうと心しているものの、人間というものはやはり成長をする。自分の演奏スタイルが確立され、そしてお客様に楽しんでいただくためにどのようなプログラミングをするべきか自分なりに考える。そしてステージの構成を一年かけて秋のシリーズに全てをかける。ここ3年ほどだろうか、やっと自分の考えているステージングが表現できているように思う。しかしながら、シリーズを終えるといつも反省。次の年にはもっともっと改善しなければと改めて思考する時間が訪れる。
演奏の内容も勿論であるが、プログラミング、そしてステージの構成など、終わってしまわないと見えないものが数多く反省点として頭の中によみがえってくる。そして翌年の演奏会では寄りお客様に楽しんでいただけるパフォーマンスをと考える。
確かに空回りしてしまうときもあるし、その全てが思うように仕上がらない部分もあるわけだが、福山孝のピアニストとしての歴史が毎年一ページずつ刻まれていくことはこの上ない喜びでもある。
30年前では考えもしなかったことだが、ウェブ上でもオフィシャルサイトを公開し、出来る限りの情報を発信するように心がけ、多くの皆さんと共に楽興のときを共有できるようになっている。演奏の場も広がってきている。半世紀の人生を振り返りこれからのパフォーマーとしての自分のあり方を今一度、さらに深く追求しながら次のステップに進んでいきたいものだ。
最近考えることはヨボヨボのおじいちゃんになってもステージに立ち続けるべきか、それともお客様に失礼のないようにどこかで一線を退くべきか・・・・慌てて結論を出すつもりはないが、そろそろ心の中では思考し始めるべきなのかもしれないと考えている。往生際の悪い人間にはなりたくないと思ってはいるのだが・・・・。
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